NHK札幌放送局

地域の未来を担う“トラウトサーモン” 八雲町熊石

道南web

2022年6月13日(月)午後1時57分 更新

道南各地の自慢の「食」を中継でお伝えする「ぐるっと道南 自慢のグルメウイーク」。 5日連続でお伝えした最終日は、太平洋と日本海の2つの海に面した八雲町が舞台です。 紹介する自慢の食材は、「トラウトサーモン」です。 行政と漁業者、そして地域が一体となり養殖事業に取り組んでいます。 

「トラウトサーモン」ってどんな魚?

皆さん「トラウトサーモン」をご存じですか?
実は、私たちにとても身近な魚です。
どんな魚なのか、八雲町役場サーモン推進室の松田力さんに詳しく説明をしてもらいました。

松田力さん (八雲町サーモン推進室)
「トラウトサーモンは実はニジマスです。ニジマスを海で育てるとトラウトサーモンと呼びます。皆さん大好きな回転ずしのサーモンのネタとして多く使われているので、召し上がっている人もいると思います。八雲町のサーモンは脂のりがよく、上品な味わいが特徴です」

目指せ!養殖の事業化

八雲町ではトラウトサーモン養殖の事業化に取り組んでいます。
松田さんはその理由を次のように教えてくれました。

松田力さん (八雲町サーモン推進室)
「北海道は豊かな水産資源に恵まれていますが、一方で漁獲量は減少を続けています。未来に向け、安定した新しい水産資源を漁業者の方々と生み出し、地域産業の活性化を目指しています」

トラウトサーモンが養殖されているのは、熊石地区の港の中に設置された生けすです。
直径20メートル、深さは3メートルで、約5000匹の養殖ができます。

今年5月には約半年かけて育てられた4000匹余りのトラウトサーモンが水揚げされました。
平均で1匹あたり3キログラム以上と目標の大きさに育てる事ができました。
水揚げされたトラウトサーモンは道内のスーパーで販売され、消費者から「おいしい」という声も届いているそうです。

ご当地グルメ「トラウトサーモン」いただきま~す!

地域の未来を担う「トラウトサーモン」を地元の職人さんに調理して頂きました。

握りに焼き魚、刺身、漬けとバリエーション豊かに準備をしてもらった中で、松田さんイチ押しの料理は「トラウトサーモンのあぶり」で、熊石地区でくみ上げられた海洋深層水から作られた塩を付けるのがオススメだそうです。

さらに、アラを使った三平汁も準備をしていただきました。

“三平汁”という名から、少なからず親近感を感じてしまうという三平泰丈アナウンサー。
お味は?

三平泰丈アナウンサー
「うま味の中にトラウトサーモンが溶け込んでいる感じがしますね、おいしい!」

「トラウトサーモン」今後の展開は?

松田さんたちが、いま挑戦をしているの が30センチメートル以下の小さなうちから養殖を始め ることです。
小さい段階から育てることでコスト削減にもなり、最終的には価格を抑えて消費者に届けられると考えています。


松田力さん (八雲町サーモン推進室)
「本格的な事業化に向けて規模を拡大して一日でも早く皆様にこの八雲町のサーモンを 召し上がっていただきたいです」

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