NHK札幌放送局

馬文化が街を変える!? 帯広に観光馬車誕生へ

ほっとニュース ミニ

2019年1月17日(木)午後5時00分 更新

ことしの春、ばん馬が引く2階建ての馬車が帯広市中心部のおよそ2キロを50分かけて巡るツアーが始まります。この馬車は夕暮れ時に飲み物を楽しみながら街なかを巡ることから「馬車BAR」と名付けられました。 十勝・帯広を代表する取り組みに育てたいというメンバーの思いとは。

【馬文化で再びにぎわいを】
「馬車BAR」は帯広市の中心市街地の活性化などに取り組む十勝シティデザインが運営します。
その中心が馬文化事業部のマネージャー・永田剛さんです。
永田さんはこれまでにも北海道産の農耕馬・どさんこと触れ合える観光ツアーを企画し、地域の発展を支えてきた「馬文化」で街ににぎわいを取り戻したいと考えて4年前から取り組みを進めてきました。

永田剛さん
時代と共に馬が急激に減っていきました。馬車によってにぎわいを取り戻すことができれば、再び帯広は『馬の町』なんだと認知され、注目を集められるのではないかと考えた。

【こだわりは“十勝の馬車”】
馬車をけん引するのは、ばんえい競馬で活躍した6歳のオスのばん馬「ムサシコマ」です。
さらに、馬車は地元・帯広市の金属加工業者が製造し、使用する部品なども十勝に拠点を置く業者と協力することで可能なかぎり「十勝産」にしたいと考えています。

【地元商店街と連携を密に】
帯広市中心部の活性化には地元商店街などとの連携が欠かせません。
先月、永田さんは商店街の活性化に取り組むメンバーなどと一緒に
馬車の運行ルートを歩いて巡りました。
馬車の中で地元の飲食店などを紹介したいという永田さんたちに対して、帯広市中心市街地活性化協議会の秋元和夫会長がアドバイスしました。

秋元和夫会長
広告として情報を提供するのか、地域のために広くいろんな店に行ってもらうことを前提にPRしていくのかをしっかりと考えることが大事。地域の応援を得られる形で取り組みを進めることは欠かせない。

帯広市商店街振興組合連合会の杉山輝子理事長も期待を寄せています。

杉山輝子理事長
地域の皆さんの理解と協力を得て、『よくやってくれた』というぐらいにまでしてほしい。

永田さんは「2019年は十勝の馬文化の新たなスタートの年にしたい」と意気込んでいます。

街に馬車が走ることで帯広の景色が変わり、やがて“馬車が似合う街づくりを”という新たな視点が地域に根づくかもしれません。
再び馬文化が街を変えることができるのか、夢と期待を乗せた馬車はことし4月に運行を始める予定です。

2019年1月9日放送

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