NHK札幌放送局

アイヌのサケ漁 手続き緩和へ #アイヌ #サケ

ウピシカンタ

2020年3月24日(火)午後1時10分 更新

アイヌの伝統的なサケ漁をめぐって、道は、申請手続きを緩和することになりました。いまは、道に漁を行う全員の名簿を提出する必要がありますが、新年度からは市町村の責任者が認めた人は誰でも漁ができる制度も設けられるということです。

24日の道議会水産林務委員会で、道は、アイヌの人たちが伝統的なサケ漁を行う際、申請手続きを緩和する方針を示しました。
いまは、道に対して事前に漁を行う全員の名簿を提出する必要がありますが、これに加えて新年度からは、市町村の職員を責任者として責任者が認めた人は誰でも漁ができる制度も設けられるということです。
アイヌのサケ漁をめぐっては、紋別市のアイヌの男性らが行政の許可を得ずに漁をしたとして警察に書類送検された一方、アイヌ施策推進法では、伝統的な漁法の継承のため特別な配慮をするよう求めています。

アイヌ協会理事長は

北海道アイヌ協会 加藤忠理事長
「いずれにしても許可制であることに変わりはないが、ひとつ前進したものと受け止めている。長年かかって成立したアイヌ施策推進法のもと、今後も引き続き、多文化共生社会の実現に向けて改善を進めてほしい」

専門家は

先住民の権利に詳しく紋別アイヌ協会を支援する室蘭工業大学の丸山博名誉教授は次のように指摘しています。

「手続き論も重要だが、紋別市のアイヌの男性らが訴えた先住権の問題に真正面から応えたものとは言えない。当事者であるアイヌをきちんと加えた形で、議論を深めていくべきだ」

2020年3月24日

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