NHK札幌放送局

十勝の魅力再発見!銭湯が温泉!? #ナットクとかち

十勝チャンネル

2020年8月26日(水)午後4時20分 更新

ナットク!とかちch」は視聴者のみなさんからの投稿や意見をもとに取材を進めています。今回は、「十勝の魅力再発見!」をテーマに、地元では当たり前でも、ほかの地域では魅力の「銭湯が温泉」をお届けします。

なぜこのタイミングで・・・

番組ではことし1月、記者が十勝のみなさんから地域のお悩みを直接うかがう「もやカフェ」というイベントを開きました。
参加したみなさんからは十勝の魅力アップにつながるさまざまなアイデアや「十勝の魅力をもっと発信してほしい!」という意見が出ました。
その声を受けて、取材を進めていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が求められたこともあり、一時的に放送を見送らざるをえませんでした。
あれから半年。新型コロナウイルスの収束はまだ見通せませんが「十勝の魅力再発見!」と題して改めてお届けします。


きっかけは「もやカフェ」

ことし1月、NHK帯広放送局が開いた「もやカフェ」。NHKの記者が、地域のお悩み「もやもや」について視聴者と話し合うイベントです。

参加者からは「地元では当たり前にも感じられる十勝の魅力を発信することが大切だ」という意見が出ました。その中で具体例としてあがったのが帯広の銭湯の魅力です。
もやカフェには偶然、横浜から日本一周の旅行中だという男性が参加してくれていました。男性はこの場所に来るまで「帯広は銭湯料金で温泉に入ることができる」と誰からも教えてもらえなかったといいます。この発言にほかの参加者は━。

「銭湯で温泉に入れることは当たり前のことすぎてわざわざ人に教えることではないとみんな思っているのではないか」

銭湯が温泉!魅力発信を

この時、目の前で話を聞いていたのが、わたし、原祢でした。休日は朝昼夜と別々の温泉を回るくらい温泉が大好きです。その「温泉」を十勝の魅力として、もっと十勝の外に発信していく役割が我々にあるはずと確信しました。

原祢秀平(NHK帯広 記者)
「十勝のすごいところをもっと外に伝えていかないといけないのではないか。十勝の温泉のすばらしさ、まだまだ知られていない魅力をもっと伝えていきたい」

「もやカフェ」を受けての取材が始まりました。


十勝の銭湯の魅力とは

十勝の温泉の魅力を伝えるため、私が待ち合わせをしたのは野澤一盛さん、通称「しげのざ」さんです。
十勝の魅力をWEBサイト「SHIGENOZA.COM」などで紹介する活動に取り組んでいて「もやカフェ」にも参加してくれていました。


しげのざさんは、YouTube「げんせんチャンネル」で十勝の銭湯の魅力発信にも取り組む「温泉の達人」です。

「げんせんチャンネル」では、しげのざさんが友人たちと実際に温泉につかり、お湯の特徴をリポートしながらわかりやすく伝えています。8月25日の時点では十勝の17か所の温泉を紹介しています。

しげのざさん
「帯広の銭湯は泉質がどれも別格です。街中にある銭湯にもかかわらず温泉に入ることができるのは全国でもなかなかないと思います」

案内してくれたのはしげのざさんお気に入りの銭湯「アサヒ湯」です。帯広駅近くの住宅街にあります。その魅力を早速、私も体験してみました。

泉質は植物性のモール温泉です。しばらくして浴槽の中の体を見ると無数の気泡が付いていました。

銭湯の動画はこちら↓

しげのざさん
「めちゃくちゃ泡がつくのはお湯が新鮮な証拠です。こんなに気泡がシュワシュワ付く銭湯は日本でも珍しいです」

泡がつくほど新鮮なお湯。その秘密はお風呂の構造にあるといいます。

アサヒ湯の町田由美子オーナー
「源泉を直接、下の穴から浴槽に引いています。空気に一度も触れていないのでとても新鮮なお湯を味わってもらえると思います」

新鮮な温泉を味わえるアサヒ湯は地元の多くの人たちから愛されています。

常連の女性
「あわあわの気泡が肌に当たる感触がすごく気持ちいいです。1回入ったらみんなファンになっちゃうんじゃないですか?」


withコロナの中で

アサヒ湯も新型コロナウイルスの感染拡大で一時、休業を余儀なくされました。
現在は消毒の徹底などに加え、お客さんにも協力してもらって密を避けるなど、感染対策に取り組んでいます。

ただ、こんな時だからこそ、オーナーの町田さんは身近にある銭湯で疲れをいやしてほしいと考えています。

アサヒ湯の町田由美子オーナー
「ストレスが多い時なので、温泉に浸かっていい汗を流すとのんびりリラックスできる時間になると思います。楽しく入っていただけたら一番幸いです」


取材した原祢秀平記者は
銭湯を取材しながら思い出したのは、十勝に赴任してきた頃のことです。子どものころから筋金入りの温泉好きの私にとっても十勝の銭湯は驚きの連続でした。銭湯価格でこんなにいい温泉!?しかもこれほど街中で!?このような銭湯は生まれ育った京都でも、大学生活を送った東京でも、見つけられませんでした。十勝に赴任してきて1年がたちましたが、銭湯のすばらしさを日々感じながら生活しています。
「もやカフェ」でも話題になった「地元では当たり前にも感じられる十勝の魅力を発信することが大切だ」という視点。地元の人は当たり前だと思うようなことでも、転勤で十勝に来たいわゆる“外者”の私にとってはそんな「当たり前」が驚くことばかりです。
そういった意味で、十勝の当たり前が実はすごいということを発信しようとしているしげのざさんたちに共感しますし、十勝の銭湯の魅力を発信するYouTube「げんせんチャンネル」もいつも楽しく見ています。
新型コロナウイルスの感染拡大で日常風景が変わりました。しかしこういう時だからこそ、いつの時代でも変わらないような心落ち着く時間が必要かもしれません。そんなひと時を十勝の銭湯で感じてみてはいかがでしょうか。

2020年8月25日放送

放送の動画はこちら


投稿はこちらから

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