NHK札幌放送局

目指せ優勝!料理甲子園 #ナットクとかち

十勝チャンネル

2021年11月12日(金)午後4時58分 更新

ナットク!とかちchがお伝えする「十勝の魅力再発見!」では、十勝の魅力を改めて見つめ直し、発信しています。今回はコロナ禍で苦しむ地元に少しでも貢献しようと甲子園優勝を目指す高校生3人を取材しました。


もうひとつの甲子園

全国の高校生が優勝を目指す「甲子園」。実は野球だけではないんです。料理にも甲子園があります。その名も「ご当地!絶品うまいもん甲子園」。毎年全国の高校生を対象に行われている料理大会です。出場する高校生は、地元の食材を使った料理を作ってその出来栄えとプレゼン力を競います。優勝チームの中には、コンビニエンスストアで料理が商品化されたこともあるというから驚きです。今年はなんと330チームからの応募がありました。しかし、そのうち決勝大会に出場できるのはわずか15校。各地域の選抜大会や敗者復活戦を勝ち抜かなければなりません。どのチームの料理もおいしそうなことはもちろん、見るだけで地域の特産品や魅力が伝わってきます。


トカチ・マカサッテ?

そんな激戦に我らが北海道代表として出場するのが帯広南商業高校クッキング部の生徒3人。過去にうまいもん甲子園で優勝したことがある名門クッキング部です。楽しそうに調理をする姿が印象的なチームです。この3人が考えた料理が「トカチ・マカサッテ」。なんともインパクトのある料理名ですが、北海道弁の「巻かさる」にちなんで名付けられました。ラザニアを作ろうとしていたら、なぜかできあがっていたというこの料理。まさにソースを生地で「巻かさる」ことで誕生しました。長芋やチーズに牛乳、枝豆など十勝ならではの食材がふんだんに使われています。

十勝の食材の魅力を多くの人に知ってもらうことで、コロナ禍で苦しむ地元に少しでも貢献したい。このおいしそうな「トカチ・マカサッテ」には、そんな3人の地元への熱い思いが込められています。チームリーダーの吉川綾乃さんは「大会を通して地域のことを発信していけたら、今後ももっと発展していけるんじゃないかと頑張っています」とまっすぐな目で話していました。


プロの指導でレベルアップ

10月16日、決勝大会を前に3人に強力な助っ人が。札幌市の「JRタワーホテル日航札幌」で副総料理長を務める山本真樹さん。「トカチ・マカサッテ」をさらに質の高い料理にするためにやってきました。自己紹介をしたあと、まずは山本さんの前で3人だけで料理を作ることに。調理の様子を真剣な目で見つめる山本さん。できあがった料理を試食したあと、3人に何点かアドバイスをしていました。食感にアクセントをつけるために枝豆の大きさをそろえずに潰すことや、生地を焼く時は粉チーズを一緒に焼くことでカリッと風味のある生地になるなどです。アドバイスを参考に再び作った料理を食べた3人は「違う食べ物になったみたいにおいしくなった」と目を輝かせていました。指導を終えて、山本さんは「楽しそうに調理をしていたので、料理に携わる人間としては嬉しかったです」と顔をほころばせたあと、「やっぱり北海道というのはすごいブランド。もっと十勝の具材を使うようにアドバイスしました。本番は緊張せずに笑いながら優勝してほしいです」と励ましました。


制限時間は32分!チームプレーで乗り越える

山本さんからのアドバイスを受けて、さらに磨きのかかったメニューで優勝を目指す3人。この日初めてタイマーで時間を計って調理しました。決勝大会の制限時間32分に間に合うためには、チームワークが必要不可欠です。声を掛け合って時間配分を意識しながらの練習。残り時間1分45秒のところで料理は完成しました。練習を終えてリーダーの吉川さんは「作業の分担に改良は必要ですが、3人で連携しないといけない場面でしっかり連携がとれたので、とても良かった」と振り返りました。


目指せ優勝!その思いは?

最後に優勝したい理由を聞くと、吉川さんは「十勝全体の農家さんからも食材の提供を受けるなど、この大会のために多くの人が関わってくれている。色んな人の思いを背負っている状態なので、恩返しをするためにも優勝したいです」と話してくれました。

コロナ禍で大変な地元のためにも「トカチ・マカサッテ」で十勝の食材の魅力を発信したいと料理甲子園優勝を目指す3人。北海道代表として挑む決勝大会は今月11月27日に東京で開催されます。

【取材した嘉味田朝香記者は】
「十勝の食材の魅力を発信することで、コロナで大変な地元に貢献したい」という思いで優勝を目指して頑張る高校生たち。その姿に感銘を受けながら取材をしていました。私の地元、沖縄もコロナの感染拡大の影響で苦しい状況に置かれています。医療のひっ迫はもちろん、経済を支えてきた観光業も大きな打撃を受けています。今は遠く離れた北海道にいますが、私も高校生たちのように地元のために何かできることをしていきたいと思いました。
とても明るく、軽快に話しながら調理していた高校生たち。決勝大会当日も楽しみながら優勝してほしいです。

2021年11月9日放送

投稿はこちらから

十勝の魅力再発見!


関連情報

「のど自慢 in 帯広市」🔔白熱の予選会をまるっと放送

十勝チャンネル

2022年9月22日(木)午後5時35分 更新

心ぽかぽか十勝冬まつり「制作後記」

十勝チャンネル

2021年4月1日(木)午後3時49分 更新

【最新版】十勝のおすすめ番組

十勝チャンネル

2022年9月28日(水)午後5時00分 更新

上に戻る