NHK札幌放送局

コンサドーレキャンプ③高嶺朋樹 “伸二さん教えてください”

ほっとスポーツプラス

2021年1月22日(金)午後6時17分 更新

沖縄県での1次キャンプは22日で5日目。それぞれの選手が今シーズンの戦いに向け、着々と調整を進めています。そのなかで、記者が注目した若手の選手をシリーズでお伝えします。3回目は、2年目のミッドフィルダー、高嶺朋樹選手。昨シーズンは、ルーキーながら主力選手として31試合に出場しましたが、今シーズンは自身の課題を克服するため、小野伸二選手に弟子入りを志願しています。
(札幌局 阿久根駿介)

課題は得点につながるパス

高嶺選手は昨シーズン、中盤に位置を取り、相手の攻撃を早い段階で潰し、味方の攻撃の起点となる「ボランチ」と呼ばれるポジションで試合に出場し、端正な顔だちからは想像もできないほど、アグレッシブなプレーをみせました。その一方で、自身は課題の残ったシーズンだったと分析しています。

「ボランチとして『ボールを取られちゃいけない』ということが優先度として高かった結果、早く相手の攻撃は潰せたが得点につながるようなラストパスが出せなかった」。

高嶺選手の昨シーズンの成績は、得点もアシストもゼロ。高嶺選手いわく、2つのパスの選択肢があれば、ボールを取られない、相手選手のいない方向へのリスクの低いパスを出す傾向があるため、相手選手が多い前線に向けての得点につながるようなリスクの高いラストパスが少なくなってしまったと分析しています。


小野選手に弟子入りじか談判

そこで、このキャンプが始まった際、小野伸二選手に弟子入りをじか談判しました。

「伸二さんに『ことしの自分の課題はラストパスなので、教えて頂きたいです』っていうことをお伝えしました。練習での1つ1つのパスの質が高いと思うので、見ながら吸収していきたい」。

小野選手といえば、元日本代表で相手の意表を突くような芸術的なラストパスでチャンスを演出するプレイヤーです。高嶺選手自身は「意識していない」としていますが、技術を盗もうと連日、小野選手の近くで練習をしていて、課題の克服に向けて取り組んでいます。


課題克服しアシスト量産へ

まだ試合形式の練習は少ないですが、そのなかでもラストパスへの意識を高く持って練習に取り組んでいる高嶺選手。今シーズンの目標を聞くと、謙遜をしながら笑顔で答えてくれました。

「伸二さんから技術を盗んで、追い抜きたい。そして、欲を言えばアシストは『5』。欲を言わないなら『3』。得点もアシストと同じくらいできたらと思います」。

ピッチ上での気迫あふれるプレーのイメージとは違い、自分の考えをわかりやすい言葉を使って丁寧に説明してくれ、より一層応援したいと感じました。小野選手からアドバイスをもらいながら、今シーズンは欲を言わなくても『5』以上の
アシストを期待しています。

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