NHK札幌放送局

布マスク どう作る?どう使う?

おはよう北海道

2020年4月16日(木)午後4時16分 更新

新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、マスク不足が続いています。 なかなか手に入らないマスク。手作り出来て、繰り返し洗って使える布製マスクが注目されています。 どうやって作るの? 正しい使い方は? 

■ 簡単に布製マスクを作る方法は?

札幌市豊平区にある喫茶店を訪ねました。その一角で、活動していたのは、市民団体「森の時間SNOW HOKKAIDO」の皆さん。布製のマスクを手作りしていました。

きっかけは、どのお店にいってもマスクが手に入らない、状況でした。

森の時間 代表 横山芳江さん
「高齢者のみなさんが、朝早くからマスクを探し歩いているのを見ていて、ほっとけないって気持ちで作り始めました」

3月中旬から、メンバーたちが作ったマスクは4000枚以上,になりました。

短い期間に4000枚も、どうやって作ったのでしょうか。みなさんに、一番簡単なマスクの作り方を教えてもらいました。

材料は?

用意するのは、大人用だと縦20センチ、横50㎝程のガーゼなどの布。ガーゼがなければハンカチやサラシなどを使います。およそ30㎝のゴム2本。ゴムがない場合は、ストッキングを輪切りにして使う方法もあります。

①布を、上と下を真ん中で合わせるようにおります。

②ゴムを結び、輪にします。
③これを生地の両端に入れて左右3分の1のところをそれぞれ折ります。

④布の端を折ります。上にくる布の端を内側に1センチほど折り返します。

⑤両端から1.5センチのところを、それぞれ縫えば完成です! ミシンでも手縫いでもOKです(実は縫わなくても使えます)。

動画はこちらでどうぞ

森の時間 代表 横山芳江さん
「マスクをすることで不安になることなく、安心して日々の生活を過ごしてほしいです」

■ 布製マスクの3つの効果

こうした布製マスクにどこまで効果があるのでしょうか。北海道医療大学で、学内の感染対策も担っている小林正伸特任教授を訪ねました。
小林教授によると、布製のマスクは、医療用のものに比べて、感染を防ぐ能力は劣るものの、正しく使えば一定の効果が望めると教えてくれました。

北海道医療大学 小林正伸特任教授
「1つ目は、かなりウイルスの多い、大きい飛沫を遮ってくれます。2つめは何気なく顔に手をやってしまう接触感染を防ぐ。3つ目は、口の中やのどの乾燥を防いでくれます」

■ より効果を高めるには?

まずは、マスクの選び方。鼻から顎までしっかり隠れて、隙間ができないものを選ぶのがポイントです。
さらに四つ折りにしたティッシュペーパーをマスクの中に入れると、予防の効果を高められるそうです。目の細かいティッシュならば、小さい飛沫を遮ることもできます。

さらに大事なのが、マスクの外し方です。ウイルスがついた手でマスクの内側を触らないように慎重に折りたたみます。ティッシュでくるんで置くと、マスクが開いてしまい、後からウイルスが付着するのを防ぐことができます。

■ 洗い方のポイント

みなさん、気になるのは、布製のマスクをどう洗ったら良いかです。
洗剤は界面活性剤が入ったものを選ぶことがポイントです。
界面活性剤には抗ウイルス作用があり、ウイルスを除去することができます。

さらに、効果を高めたいとき有効なのが、台所用 漂白剤などに含まれる次亜塩素酸ナトリウムです。0.05%の濃度に薄めて、10分間漬け込んだあと、しっかり水洗いをします。
※肌荒れにご注意ください ※十分換気をしながら行ってください。

動画はこちら

最後に小林教授にマスクの「扱い方の心得」を聞きました。

北海道医療大学 小林正伸特任教授
「使い方を誤るとマスクの意味がなくなります。マスクは必ず清潔なものを使う。内側には絶対手は触らないようにする。いったん置いたりするときも、内側を守るようにすることを、少しめんどうかもしれませんが、きちんとやるのが大事です」

使い方や管理の仕方が大事なんですね。使い方を誤ると、効果がなくなったり、逆効果になってしまうこともあります。正しい使い方を心がけましょう。

2020年4月16日放送

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