NHK札幌放送局

「水抜き」してますか? 水道管凍結に注意

ほっとニュース北海道

2021年1月6日(水)午後2時41分 更新

この年末年始、数年に1度の強い寒気が流れ込みました。各地で水道管の凍結が相次いでいます。

トイレの水が…

札幌市内のとある住宅では3日の朝、トイレの水が流れなくなり、水道管が凍結して破裂していることに気づきました。
家主の男性によると、年末年始は家で過ごし、留守にしてはいませんでしたが、家中の水道管のうち水抜きをしなかったトイレだけが厳しい冷え込みで凍結し、破裂してしまったということです。
このため配管工事業者に電話をかけ続けたものの、なかなかつながらなかったり予約がいっぱいだったりして、20軒ほど電話してようやく対応してもらえる業者にたどり着いたということです。

家主の男性
「3、4年前にいきなり寒波が来たときにトイレの水道管が凍結したことはありますが、破裂は初めてです。凍結だけなら暖めれば直りますが、破裂は工事に時間がかかり、きょう中に直るかわからないので不便です」
修理にあたった配管工事会社 土佐岡社長
「例年は1月末から2月が工事のピークだが、ことしは12月30日から札幌市内だけで100件以上の依頼があり、10年ぶりくらいの状況だ。水抜きをしていても水が抜けきっていなかったり、配管のまわりのヒーターが壊れていたりすることがある。そういった点をきちんとチェックするほか、部屋を暖めるなどして凍結に注意してほしい」

工事業者に問い合わせ殺到

札幌市中央区の配管工事の会社には、この年末年始以降、「水道管が凍結して水が出ない」や「水道管が破裂した」といった相談や修理を依頼する電話が相次いでいます。

札幌市管工事業協働組合 山中副理事長
「例年だとこんなに冷え込まないので、凍結に備える前に凍ってしまったという人が多いのではないか。年末年始のようにマイナス10度近い気温が毎日続くとなれば今後も注意が必要だ」

たとえ、留守にしていなくても水を使わなければ水道管が凍結することはありうるとした上で、次のように話しています。

札幌市管工事業協働組合 山中副理事長
「マイナス4度を過ぎたら水道管も凍るといわれている。きょうは何度くらいまで気温が下がるのか、どれくらい留守にするのかを考え、基本的に出かける前には水を抜く。それぞれの家で水抜きの方法は違うので、自分の家はどうすれば良いのか、業者に聞いたり水道局に聞いたりして、確実に水を抜いてほしい」

札幌の年末年始の気温

札幌管区気象台によりますと、この年末年始の札幌市の最高気温は、12月26日にマイナス2.9度となったあと、12月30日にマイナス4.5度、1月1日にはマイナス8.9度まで下がり、5日もマイナス3.1度となりました。
これで最高気温が0度を下回る真冬日が11日も続いたことになり、この時期としては厳しい冷え込みが続いています。

札幌市水道局にも問い合わせが…

札幌市では、先月29日から今月3日までに水道局に寄せられた水道管の凍結についての問い合わせが1409件にのぼりました。これは昨年度1年間の961件を大幅に上回り、年末年始の問い合わせの件数としてはここ10年で最も多いということです。
道内は1月第2週も週末にかけて、さらに強い寒気が流れ込むと予想されていています。

札幌市水道局は、水道管の凍結を防ぐため、気温がマイナス4度を下回ったり、真冬日が続いたりすれば凍結するおそれがあり、特に旅行などで長時間水道を使わない場合は「水抜き」をするよう呼びかけています。
また、凍結してしまった場合、軽度であればタオルを巻いた上から水道管にお湯をかけるなどの対処法を動画を公開するなどして紹介しています。

2021年1月5日放送

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