\春だ!花見だ!ジンギスカンだぁぁぁぁぁあ!/
4月14日(木)放送の北海道まるごとラジオは、
「ジンギスカン」をテーマにお届けしました。
ゲストはジン鍋アートミュージアム館長 溝口雅明さん!
(17年前から古い鍋を集め始め、いまでは477枚ものジンギスカン鍋をお持ちです)
MCは、大河内惇アナウンサーと、キャスターの西野愛由(私)でした。

羊が日本に入ってきたのは、明治に入ってから。
溝口さんによると、ジンギスカンのブームは3回来ているそうです。
簡単にまとめました!
第一次ブーム(1950年~1960年代にかけて)
戦後の国策や食糧事情が影響している。
札幌と滝川に大規模な羊の飼育施設がある
この頃、羊肉のおいしい食べ方が普及。
第二次ブーム(2000年~2005年頃)
BSEの影響で、羊肉に注目が集まる。
東京など本州にもジンギスカン店が進出
第三次ブーム(2010年後半~)
技術の進歩!
鮮度のいい輸入羊肉や、
おいしい道産羊肉が手に入るように。
店や家庭で楽しめるようになった。

ジンギスカンの食べ方、基本的には2つのパターンがありますよね。
▶手軽で簡単!肉を焼く「前」にたれに漬け込む味付きジンギスカン!
→肉屋や地域によって味の特徴があるので、食べ比べが楽しめる!
▶羊肉好きにはおすすめしたい!生肉を焼いた「後」にたれをつけて!
→風味や脂の質、肉本来の旨さが際立つ
ジンギスカン鍋がある場合は、
鉄製のジンギスカン鍋を使って炭火で焼くとGood!
250~260度で焼くと、煙が少なくおいしく焼けるとのこと。
そして鉄製の鍋を使うことで、安定した温度で焼けるのです。
ジンギスカン鍋…ない!!(泣)という方、ご安心ください。
フライパンでもおいしく焼くコツがあります。
① 味付けジンギスカンを買ってくる!
② 味付けジンギスカンの汁気を切る!←ここ、大切
③ 野菜を先に軽く炒める。炒めたら一度野菜を別のお皿によける。
④ 今度は肉を強火で両面さっと焼く
(※フライパンを斜めにして、肉汁が絶対に肉につかないように焼き上げる)
⑤ 肉に火が通ったら、肉汁に野菜をつけて焼く。
☆おいしく食べるためにも、手間を惜しまず☆
→溝が付いたホットプレートで焼くのがおすすめ。
この時も、肉が肉汁につかないように分けましょう!
そして!おすすめのトッピングについて。
定番はもやし、玉ねぎですが、
薄切りにしたニンジンや、かぼちゃ、薄切りにしたジャガイモ、
アスパラガス、刻みパセリなどもGood!ということです。

広~い北海道。ご当地ジンギスカンもたくさんあります。
その中でもユニークなものを3つ!
大河内アナが“30秒”に魅力を詰め込んでお伝えしました。
以下の『 』内は放送をそのまま!書き起こしています!
▶和寒町のジンギスカン
『スパイシー!最大の特徴はジンギスカンでは珍しい3種類の辛さ!辛さの段階は市販のカレーと同じくらい小さい子どもも食べられる甘~い甘口、一番人気の中辛、そして辛いもの好きにはたまらない辛口!うメエエエエエエ!!!辛さの秘密は、唐辛子!でも詳しいことは企業秘密☆北海道産の素材にもこだわっていて、地元でとれたタマネギ、北海道産のりんご、にんにく、こしょう、ワイン!およそ20種類を配合!食べると心も体もぽかぽか熱くなる!和寒町のスパイシーな、ジン☆ギス☆カ―――――ン!』
▶栗山町のジンギスカン
『栗山町からは、酒かすを使ったジンギスカン!道産の米を使って作られた吟醸酒かすと大吟醸酒かすを、風味を最大限生かせるようにブレンド!その酒かすを肉に漬け込んでいます♡すると、酒かすの効果で肉が柔らかくジューシーに!そして、羊の肉、独特の風味は、まろやかになりました♡焼くときは弱火でじっくり焼き上げると、酒かすの香りが鼻から抜けて、よりおいしく楽しめるとか♪ジンギスカンといえばビール!いやいや、日本酒も行けまっせ☆酒かす好き、お酒好きにはたまらないジンギスカ――――ン!』
▶夕張市のジンギスカン
『夕張市といえば、メロォオオオオオン!ジンギスカンにも、夕張産のメロン果肉と、メロンブランデーを漬けだれに入れました♪…ちょっともったいない?いやいや、メロンが絶妙なアクセントに♡少し甘めの独特なコクが特徴です!子どもが「また食べたーい!」と思える優しい味を目指して、手作りで手掛けているとのこと。メロンの風味や香りはほのかに感じるとか、感じないとか?メロンのほかにも、りんご、なし、玉ねぎ、しょうが、にんにく、ぜーーーーーんぶ北海道の素材!地元の特色を前面に押し出したジンギスカ――――ン!!!』
どれも、ふるさと納税の返礼品になっています。食べてみたい~!
ジンギスカンをテーマに
メ――――いっぱい50分お送りしてきました。
次回の北海道まるごとラジオもお楽しみに☆