8月6日に開幕する夏の甲子園。南北海道大会の代表として出場するのは札幌大谷高です。
初めての夏の甲子園出場に導いたのが、こちらの濱野櫂(はまの・かい)キャプテンです。
チームのムードメーカーで、試合中も「自分たちのペースでいけば大丈夫」とメンバーに前向きな言葉をかけ続けた濱野キャプテン。新チームになって、秋・春と予選で敗れ北海道大会に出場できず悔しい思いをしましたが「いままで苦労したことが間違いではなかった」と地道な努力を結果に結びつけました。
切れ目のない打撃が持ち味!甲子園でも打ちまくる!
チームが勝てない時も、選手たちはコンパクトに大振りせず、ライナーで打球を飛ばすバッティングを練習し続けました。その努力がようやく実を結び南北海道大会4試合で69安打48得点と打線が爆発!
特定の選手だけバッティングが良いだけでなく、1番から9番まで切れ目のない打線で勝ち上がりました。
このつながる打線は甲子園に出場するチームの中でも屈指の攻撃力を持っているのではないでしょうか。
最速148キロのサウスポー 森谷投手にも注目!
打つだけではありません。エースでサウスポーの森谷投手は、ストレートの最速が148キロ。スライダーやシンカーといった変化球もキレが良く、直球とのコンビネーションで打たせてとるピッチャーです。左バッターのインコースにも投げ切る制球力があり、プロ野球の球団も森谷投手に熱視線を送っていました。夏の甲子園でも注目の投手の一人だと思います。
NHK札幌放送局 高山大吾
2022年8月3日