帯広で長年親しまれ、中心街の“核”ともいえる存在だったデパート、「藤丸」が1月末に閉店しました。他の道東の多くの市町村でも、“まち”のにぎわいや活気が失われつつあります。そうした中、「中心街の灯を消さない」という思いで、まちなかのにぎわいを作ろうと動きだしている人たちもいます。
NHKでは3月9日、そうした地域の人たちとともにこれからの“まち”について語り合うトーク番組を放送しました!
道東スペシャル「語ろう これからの私たちの“まち”」
NHKプラスで3月28日(火)午前2時9分まで配信中!
ウェブでトーク全文を公開中!
▶まちなかのデパート どうする?どうなる?「藤丸編」
▶まちのにぎわい、どうつくる?「まちづくり編」
▶高校生と一緒にできることは?「若者編」

みなさんから番組に寄せられた“私が望むまち”を紹介しています。
⇒こちら

村松 一樹 さん

帯広日産自動車の親会社にあたる村松ホールディングス社長。「藤丸」の再建を担うため12月に設立された新会社の社長に就任。
《メッセージ》
十勝の顔であり、まちのランドマークでもある「藤丸」のバトンを受け継いで、まちなかの活性化に向けて貢献できたら最大の喜びです。それが実現できるように尽力していきたいと思っています。
坂口 琴美 さん

十勝シティデザイン株式会社 代表取締役。幕別町出身。帯広中心部で廃業していたホテルをリノベーションし2016年にホテルヌプカを開業。カフェバーの併設や馬車BARの企画など中心市街地を盛り上げる取り組みを進める。
《メッセージ》
車も便利ですが、子どもからお年寄りまで、地元の人も観光客も楽しめて、人と人とのつながりが生まれる「歩けるまち」になったらいいなと思います。帯広では、十勝ならではの“食”や北の屋台をいかした「食べ歩きまち」を構想中です。
佐藤 公一郎 さん

釧路の北大通にある老舗文具店・佐藤紙店の3代目。釧路らしさを取り入れたオリジナル商品も販売。まちなかに地元の人が作品を展示したり交流イベントをしたりできるギャラリーを作るなど、にぎわいづくりに取り組む。
《メッセージ》
景色も文化も人も、そのまちならではの良さがあると思います。釧路のまちなかを、ものの売り買いの場だけでなく、地元の人も外からの人も「また来たい」と思えるような心のよりどころにしたいです。
【進行】赤松 俊理 アナウンサー

このほか十勝の高校生たちも参加!

▶“帯広中心街を元気に” 地元高校生の思い
▶新「藤丸」村松社長インタビュー 再建案は?今後は?
▶デパート再建のカギは?再開したデパートを徹底取材
《関連ページ》
どうなる“藤丸”特設サイト
これまでの藤丸の歴史と、これからの再建の動きをお伝えします
NHK帯広放送局ホームページ
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