NHK札幌放送局

オホーツクで始動!豆キュンプロジェクト

舛川 弥生

2023年3月10日(金)午後2時17分 更新

こんにちは。道北・オホーツク担当の舛川弥生です。突然ですが、最近見かけるこのポーズをご存じですか?指でハートの形を作って、“心がキュンとする”という気持ちを伝えます。
オホーツクエリアではこのポーズで“豆”を盛り上げようと、新たな取り組みが始まりました。その名も「豆キュンプロジェクト」。今回は意外と知られていないオホーツクのおいしい話題をご紹介します。 

畑作が盛んなオホーツクエリアでは麦やビート、じゃがいもを中心に栽培されていますが、最近増えてきているのが豆類です。作付面積は十勝地方に次ぐ道内2位で、10年前に比べて1.5倍に広がっています。
豆を栽培すると、土が肥えて畑が健康になるそうで、たんぱく質などの栄養をたっぷり含んだ豆は私たちも健康にしてくれます。
そのオホーツクの豆をもっと多くの人に食べて好きになってもらいたいと始まったのが、この「豆キュンプロジェクト」です。プロジェクトには管内の7つの飲食店や菓子店が参加して、地元の豆を使った料理や商品を開発しました。発表会ですべて試食させていただいたので、1つずつご紹介します。

高砂屋菓子舗(紋別市)
こちらは大豆を使ったシフォンケーキとロールケーキを作りました。シフォンケーキは小麦や牛乳を使わずに、大豆と豆乳を使ってふんわり柔らかな食感でした。豆の優しい甘さを感じられました。

食堂manma(網走市)
大豆と「きたロッソ」という赤インゲン豆を使ったカレーです。サラサラしてスープカレーのようです。豆は食感がよく、カレーに入れるとたくさん食べられます。とってもヘルシーでどんどん進む一品です。

三富ベーカリー(美幌町)
豆とパンは相性バッチリですよね。ハート型の「豆キュンパン」は見た目もとってもかわいい!オホーツク産の小豆をたっぷり使ったあんパンは甘さ控えめに煮られていて、豆の味をしっかり感じられます。

お菓子のやまもと(美幌町)
菓子店からは小豆で作ったようかんとまんじゅうです。美幌産の小豆にこだわって使用しています。おみやげにぴったりですね。

和洋菓子のモンブラン(斜里町・清里町)
かぼちゃとあんこを使ったどら焼きを作りました。小麦・砂糖もオホーツク産を使った地元食材をギュッと詰め込んだ一品です。良質の素材をぜいたくに使った特別などら焼きです。

ケの日ごはん猯家(網走市)
こちらは大豆のポタージュとあんこをのせたおつまみです。おつまみにはクリームチーズやベーコンを添えていて、甘塩っぱい新しい豆料理です。自宅でもまねしたいなと思いました。

道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯 食事処ちゅーりっぷ(湧別町)
こちらはキーマカレーです。大豆がゴロゴロ入っていて、食感も楽しい一品です。ごはんにも小豆を入れて炊いていて、豆いっぱいです。
デザートはトラ豆のブリュレを使ったパフェ。いろいろな豆を一度に楽しめます。

たくさんの豆料理をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。種類が豊富でどれを食べようか迷ってしまいますね。
「豆キュンプロジェクト」で誕生したメニューや商品は3月14日まで各店舗で販売されますが、期間終了後に販売を続けるお店もあります。オホーツクエリアでドライブがてら豆料理の店を巡る旅をしたら、おなかも心も満たされそうですね。

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