NHK札幌放送局

旧幌内線・唐松駅/木村一三

ほっとニュース北海道

2019年8月6日(火)午前11時00分 更新

駅をいっぱいの花で ※映像有り

三笠市の旧幌内線・唐松駅。
色とりどりの花が駅舎を囲んでいます。

昭和4年(1929年)に開駅した唐松駅。
石炭産業の衰退で昭和62年(1987年)に幌内線が廃止となったのにともない、駅も約60年の歴史に幕を閉じました。

現在、有志で駅舎の手入れを行っているのが木村一三さんです。

昭和44年の5月28日、青森県の津軽から仲間に誘われてここに出稼ぎに来てこの駅舎に降り立った。それが唐松との最初の縁なんですね。駅舎の中で布団袋を受け取って、生活が始まった。それがこの駅舎です。(木村一三さん)

駅の手入れを始めたのは、廃線から15年がたった平成15年(2003年)。
当時の駅は、荒れ放題だったといいます。

プラットホームはごみが山になっていて、落書きもひどかった。屋根も軒先が雪で傷んで本当に朽ち果てる寸前だったんです。(木村一三さん)

住民によって補修され、花が囲む駅舎。
いまでは地域に欠かすことのできない交流の場となっています。

この唐松駅舎の持つ意味。それはわれわれ住民にとって、心の支え、人のよりどころなんです。約60年前に自分がここへ初めてきたとき、見ず知らずの若者を、地域の人たちが受け入れて、そして育ててくれた。そういう時代にもう1回戻れば、もっと優しい町づくりができるのかなと思っています。(木村一三さん)

▼施設情報
所在地  :三笠市唐松町1丁目
問い合わせ:三笠市役所 企画振興課 01267-2ー3182
見学   :自由

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