NHK札幌放送局

注目!厚真町のイモ

道央いぶりDAYひだか

2022年9月8日(木)午後2時32分 更新

こんにちは!「ほっとニュース道央いぶりDAYひだか」胆振日高担当リポーターの内部明日香です。9月になりましたね。最近ますます朝晩が涼しくなってきて、なんだか少し寂しい気持ちになります。ですが!秋の北海道はおいしいものがいっぱい!楽しみな気持ちのほうが断然強いです♪ 

さて道央・胆振日高の70市町村を訪ねてその魅力をお届けする「ななまるMAP」。今回はさっそく秋の農産物の話題をお伝えします!舞台は厚真町です。厚真町の農産物といえば、私はハスカップのイメージでした。しかしいま、ジャガイモも大注目なんです!まず向かったのは町内にある広~いジャガイモ畑です!

現在、収穫の時期を迎えている厚真町のメークイン。厚真町産の特徴は見た目の美しさです。

なぜこういったきれいな色になるのか。JAとまこまい広域の黒畑さんによりますと、厚真町は樽前山の噴火によって火山灰や軽石が多く堆積しているので農地の水はけがよく、きれいなメークインがとれるとのことでした!
私も収穫を体験させてもらいましたが、はじめ土にくわを入れると思ったより土が固くてびっくり!踏ん張りながらくわを手前に引くと…。

きれいなメークインが出てきました!

イモ掘りは子供の頃にやったことがあったかな?なかったかな?ぐらいだったので、土の中からジャガイモがごろごろと出てくるのは新鮮でワクワクしました(^ ^)
厚真町のジャガイモの魅力はこれだけではありません!それは貯蔵のしかたです。0℃~2℃くらいの低温の倉庫で半年以上貯蔵し熟成させるんです。そうすることで本来メークインが持っているでんぷんが糖に変わりとても甘いメークインになるんだそうです。
さらに、その熟成させた厚真のメークインを使ったスイーツもつくられています。去年誕生した、その名も「氷室熟成あつまいも夢のスクープ」です!

サツマイモを使ったスイーツはたくさんありますが、ジャガイモって珍しいですよね。私もいただいたのですが、もうすーーっごくクリーミーで濃厚な味でした!ジャガイモのホクホク感もしっかりと楽しめましたよ(^ ^)

このお菓子を考案した下司さんにお話をうかがいました。

下司義之さん
「低温で熟成させたメークインには旬があるので出荷できる期間が短く厚真町産の知名度は高くありませんでした。そこで以前から通年でPRでき町のお土産にもなるようなお菓子をつくろうと考えてはいたのですが実現していませんでした。そんな時に動き出すきっかけになったのが胆振東部地震です。いつ何があるか分からないということを体験して、先延ばしにせず今やれることはやろうと意識が変わったと思います」

ところがお菓子を開発するのは初めてだったという下司さん。簡単にはいかなかったそうです。

ものがイモのおいしさに勝てませんでした。お菓子にすると賞味期限を長くするために甘くしなければならず、そうするとイモのおいしさが消えちゃうんですよね。何度か試作を重ねなんとかおいしいものができたと思っています。製品をつくる時に一番大事にしたのは地元の人が評価してくれることでした。地元の人に愛されないものなら厚真産のメークインのことも自慢できません。発売してみて地元の方からもおいしいと言っていただいているのでよかったなと思っています」


厚真町出身の下司さん。地元自慢のジャガイモを広めるため、並々ならぬ思いでお菓子の開発に挑戦したのだと感じました。今も新製品を開発中だということなので、これからも楽しみです!
私が前回取材を担当した「新冠町に泊まれる美術館?!」の記事もぜひぜひご覧ください♪

関連情報

倶知安町が生んだ洋画家 小川原脩の世界

道央いぶりDAYひだか

2022年7月5日(火)午後0時42分 更新

食べるだけじゃない?!寿都町の特産品

道央いぶりDAYひだか

2022年5月17日(火)午後4時36分 更新

「とうや」を食べてみれば どうや?

道央いぶりDAYひだか

2022年9月30日(金)午後5時03分 更新

上に戻る