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2020年10月 歌志内市長選挙 市元課長の柴田氏が初当選 新人対決制す

  • 2020年10月19日

任期満了に伴う歌志内市の市長選挙は10月18日に投票が行われ、無所属の新人で市の元課長の柴田一孔氏が初めての当選を果たしました。

歌志内市長選挙の開票結果です。
▼柴田一孔(無所属・新)当選 1488票
▼永関博紀(無所属・新) 641票
新人どうしの争いとなった歌志内市長選挙は市の元建設課長の柴田氏が元砂川市議会議員の永関氏を抑えて初めての当選を果たしました。投票率は75.95%でした。

柴田氏は空知の上砂川町出身の63歳。
歌志内市の建設課長などを務め、退職後、建設関連のコンサルティング会社に勤めていました。

“人口全国最少”の市 課題は

歌志内市は人口およそ3000人。かつては炭鉱の街として栄え、1948年(昭和23年)のピークには4万6171人に達しましたが、その後の炭鉱の相次ぐ閉山とともに減り続け、いまでは全国で最も人口が少ない市となっています。
総務省のまとめによりますと、1月1日現在、人口減少率は道内の自治体で最も大きくなっています。
選挙戦では、老朽化した市営住宅の建て替えなど市民の生活をどう維持し活性化させていくかや子育てしやすい街づくりをどのように進めていくかなどをめぐって論戦が交わされました。
当選を果たした柴田氏は「点在する集落を集約し効率的な運営を行う『コンパクトシティ』化を進め、下水道などのインフラにかかる支出を削減するとともに、学校の給食費の負担軽減など子育て世代が住みやすい街づくりを進めたい」と話しています。
(岩見沢支局 竹村知真記者)

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