NHK札幌放送局

時短要請終了も不安残る

ほっとニュースweb

2021年3月2日(火)午後6時31分 更新

新型コロナウイルス対策として、道が、札幌市内全域の飲食店などに対して営業時間を午後10時までに短縮するよう協力を要請してきましたが、2月28日で終了しました。 街の人たちの反応や飲食店の受け止めはどうなのでしょうか?
(根室支局 廣瀬奈美) 

※きのう:2月28日

街の人たちの反応は?

札幌市の30代の男性
「時短終了はうれしい。経済も回さないといけないから感染対策をして機会があれば飲みに行きたいと思う」
札幌市の60代の男性
「時期が早いのでは。またリバウンドして感染者が増えるのではないか。桜の頃まで時短営業を続けた方がよかったのでは。心配だ。自分は飲みに行かない」
今春大学卒業予定の札幌市の女性
「本当は、みんなで送別会をしたいが、我慢している。リスクが高いかなと思うので営業時間が変わっても、出かけるつもりはない」

感染者数が少しづつ減少していることや、経済効果を考えて、時短終了について賛成の声もありましたが、感染リスクを考えて自粛を続けるという声がほとんどでした。

飲食店の受け止めは?

繁華街・ススキノにあるしゃぶしゃぶ専門店では、時短要請が2月28日で終了したことを受けて、3月1日から午後11時までの営業を再開することになりました。

この店では時短要請が始まった去年11月7日から2月28日までは営業時間を午後10時までと通常より1時間短くしていました。

この店によりますと、2月の売上は前の年のわずか5%程度にとどまったということです。また、例年、3月や4月は歓送迎会で店がにぎわい、売上の半分近くを占めるということですが、今のところ3月の予約は1件しかないということです。

このため、店では

  • 入店時の検温
  • 手指やテーブルのアルコール消毒
  • 定期的な店内の換気
  • 使用するテーブル数 3分の1

などの感染対策を引き続き徹底していく一方、3月からメニューにしゃぶしゃぶ以外の鍋を2種類加えるなどして客足を戻す取り組みを始めるということです。

しゃぶしゃぶ専門店オーナー 森正和さん
「やはり週末は遅めの来客が多いので営業時間が1時間延長というのはかなり大きい。客足が戻るのか、不安はゼロではないかもしれないんですけど、そうも言ってられないので、感染対策はしっかりこのまま維持しながら、新しいサービスをやって、早くいろんなお客様に利用して頂きたいです」

支援金も終了で不安の声も

今回の時短要請の終了に伴い、要請に応じた店に1日あたり2万円支給されていた支援金も終わりとなりました。これまで支援金を家賃などの支払いに当てていた店などからは不安の声も挙がっていて、客足がすぐには戻ることが見込めない中こうした飲食店にとってこれからも正念場が続きそうです。

2021年3月2日

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