NHK札幌放送局

旭川市 8月21日−22日 目撃のヒグマは?

ヒグマ情報

2022年8月27日(土)午後2時35分 更新

旭川市の中心部を流れる美瑛川の河川敷や住宅街などで、ヒグマが相次いで目撃されています。旭川市は、付近をパトロールして警戒にあたるとともに、注意を呼びかけています。

8月21日 美瑛川の雨紛大橋近くの河川敷

旭川市によりますと、8月21日午前6時前、美瑛川にかかる雨紛大橋近くの河川敷に設置しているセンサーカメラがクマの姿をとらえました。
その3時間後の午前9時ごろには、河川敷の近くにある市の農業センターの敷地内で、訪れた人が西のほうに走っていくクマを目撃しました。

8月22日 神居町の「神居墓地」

さらに、翌日の22日もクマの目撃は相次ぎました。午前11時ごろ、JR旭川駅から西に3キロほどの住宅街にある神居町の「神居墓地」で、歩いているクマが目撃されました。

午後も、南が丘3丁目の国道12号線の道路脇、神居町台場にあるゴルフ練習場、神居町忠和の石狩川の堤防と、立て続けに3件の目撃情報が寄せられました。

この2日間の目撃は同じ個体か

旭川市が現場を調査した結果、複数の場所で見つかった足跡がいずれも幅13センチほどの大きさであったことから、この2日間に目撃されたクマは同じ個体とみられています。
市は、最後に目撃された堤防に近い石狩川にかかる近文大橋の河川敷に石灰をまき、クマが通った場合、足跡をたどれるようにしたほか、周辺をパトロールして警戒を強めています。

旭川市は、クマが活動する夜間や早朝に1人で行動しないよう注意を呼びかけたうえで、万が一、クマに遭遇した場合は、決して近づいたり、追い立てたりせず、ゆっくり後ずさりしながら距離を取って離れ、落ち着いて警察や市役所に通報してほしいとしています。

偶発的な遭遇に警戒を

クマの専門家らでつくる「ヒグマの会」副会長で、旭川市の「ヒグマ対策協議会」のメンバーを務める、山本牧さんは、今回、目撃されたクマについて…

「親離れして1年か2年くらいで、自分の居場所を探して放浪する年頃のクマだと思う。行動から推測すると、人に見られてもかまわない、恐れる必要はないと覚えてしまったのではないか」

と分析しています。

さらに山本さんは

「人に対して積極的に向かってくるということはなくても、偶発的に遭遇すれば事故になるおそれがあり、警戒を怠ってはいけないと思う」

と指摘しています。

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ヒグマカメラ
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