これまで、北海道分水嶺ルートを踏破した登山家は全部で7名。いずれも、複数回の山行を重ねて、そのルートをつなぎあわせることで、分水嶺の全ルートを歩いたことになるという記録だった。
1 工藤 英一 1992年に17年をかけて達成
2 志水 哲也 1994年に6ヶ月をかけて達成
3 千葉 芳弘 2003年に8年をかけて達成
4 金澤 友幹 2008年に18年をかけて達成
5 岩下 治幸 2011年に30年以上をかけて達成
6 児玉 保則 2012年に21年をかけて達成
7 新妻 徹 2014年に36年をかけて達成
(日本山岳会 高澤光雄氏の調査をもとに作成)
このルートの踏破には、何年もの歳月がかかるというのが、これまでの常識だ。今回の連続踏破は、一度も人里に下りることなく、2か月ほどで歩き抜くという常識破りの挑戦だ。
白銀の大縦走~北海道分水嶺ルート670キロ
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