NHK札幌放送局

見て!食べて!菜の花づくし ~滝川市~

ぶらりみてある記

2022年5月20日(金)午後3時53分 更新

5月21日のおはよう北海道土曜プラスのぶらりみてある記は、滝川市。毎年5月中旬から下旬にかけて、江部乙地区では「菜の花」が見ごろになります。(札幌局 堀若菜

鮮やかな黄色に彩られた 江部乙地区

撮影に伺ったのは、今月14~16日。菜の花は5分咲きほどでした。それでも、こちら。一面が黄色に彩られています。撮影の合間に普通列車に乗り、江部乙駅を出発して函館本線を旭川方面へ1分ほど進んだところで見えてきました。この記事の冒頭の画像は、そこから撮影したものです。2両編成のキハ40と菜の花畑が旅情を感じさせますよね。放送では、スピードを出して一気に駆け抜ける特急列車と菜の花畑がコラボレーションした映像が、どこかに登場する予定です!

毎年味わいが違う? 滝川のナタネ油

滝川の菜の花は、観賞用ではなく、種を取って「ナタネ油」にするために農家が栽培しています。そのうちの一つを訪ねました。

中野義治(なかの・よしはる)さん。菜の花を栽培して34年です。中野さんは、菜の花からどのように油を作るのが知ってほしいと、地元の小学生を招いて体験学習を行っています。

私も油を作る様子を見せてもらいました。

使うのは、去年取れた種。機械に入れてゆっくりと圧力をかけて搾ると、油が出てきます。

搾りたてを少しいただくと、べたつきがなく、とてもまろやか味わいでした。かすかに花の香りも感じられます。
菜の花は連作ができないため、毎年違う場所に植える必要があり、植える土地によって油の味わいも変わってくるんだそうです。中野さんは「どんな味わいになるのか確かめるのが、毎年の楽しみだ」とおっしゃっていました。今年の種の収穫は7月下旬ごろを予定しているそうです。どんな味わいになるのか、楽しみですね。

「思い出を持ち帰ってほしい」 その思いから生まれた“ふりかけ”

次に訪ねたのは、農家の松本恵梨子(まつもと・えりこ)さん。大きなざるの中に入っているのは、菜の花。しかも、がくからまるごと摘み取ったものです。この花を使って、松本さんは5年前からある食品を作っています。

それがこちら。乾燥させた菜の花を使った「ふりかけ」です。菜の花のほかに「あおさ」と「白ごま」を混ぜていて、その色合いから、「ごはんの上に菜の花畑が広がっている」ように感じてほしいと工夫したそうです。乾燥させた菜の花は、ごはんの熱で柔らかくなり、海藻に似た食感でした。
松本さんは、「観光に来た人に思い出をふりかけとともに持ち帰って、食卓で再び菜の花を楽しんでほしい」と話していました。

鮮やかな黄色に彩られた滝川で、菜の花を愛する素敵な皆さんと出会う旅でした。

放送予定
5月21日(土)午前7時30分
おはよう北海道土曜プラス
ぶらりみてある記

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