NHK札幌放送局

縄文に思いを馳せる「縄文太鼓」

おはよう北海道

2021年4月9日(金)午後3時41分 更新

「縄文土器」って知っていますか?歴史の教科書などで見たことある方多いと思います。 では「縄文太鼓」は・・・? 北海道に、ユニークな方法で縄文文化の魅力を発信している人がいます。 「縄文時代の音」をテーマにした、その活動に迫りました。 

縄文の記憶を音楽で

北海道・江別市出身の太鼓奏者・茂呂剛伸(もろ・ごうしん)さん。自作の縄文土器を用いて独自に考案した「縄文太鼓」で、古代の風土や生活から着想を得た「縄文の音楽」を発信してきました。実り豊かな生活をイメージし、即興でリズムをきざみます。その活動は国外でも評価を受けています。

茂呂さん
「遺跡の縄文時代の記憶を、音楽で現代によみがえらせることができればと思いながら、縄文時代に思いを馳せて演奏するというスタイルです」

「縄文太鼓」が自分のルーツだ

そもそも縄文時代に楽器なんてあったの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。実は「有孔鍔付土器」という、フチの部分に穴の開いた土器が見つかっていて、この穴の部分にひもを通して太鼓の革を張っていたのではないかという学説があるんです。

有孔鍔付土器

茂呂さんは、北海道にその伝統が色濃く残る縄文文化を深く知ることで、太鼓奏者としての独自の表現スタイルを見出したといいます。

茂呂さん
「音も楽器も、たぶん『自分にしかできないことってなに?』って探してたんだと思うんですね。縄文太鼓を自分が作って発信するんだって一気に火がつきました」

縄文の人たちの意識に少しでも近づきたいと、自ら土器作りも学んだ茂呂さん。装飾や縄目模様などに、縄文の人たちの「美への探求心」や「自由な発想」を感じたといいます。
そこから、現代に生きる私たちに伝えたいメッセージとは・・・

詳しくは

4月10日(土)
NHK総合 7:30~
おはよう北海道土曜プラス(北海道内)

でお伝えします。

より詳しい記事はこちら

古代の風土に思いをはせて“縄文太鼓”の調べ

今年、世界文化遺産への登録を目指している「北海道・北東北縄文遺跡群」は、北海道・青森県・岩手県・秋田県に点在する17の遺跡から構成されています。狩猟や採集、漁を基盤に人々が定住して集落が発展し、およそ1万年という世界的に見ても長期間継続した「縄文時代」の生活や祭祀、儀礼の様子を現代に伝えるもので、普遍的な価値があるとされています。NHKでは、札幌・室蘭・函館・青森・盛岡・秋田の6局が総力を挙げてこの縄文の魅力を掘り起こし、今後さまざまな形で発信していきます。

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