11日午前、JR石勝線で特急列車にはねられて死んだヒグマが線路を塞いだため特急6本が運休し、ほかの列車にも最大4時間余りの遅れが出ました。
11日午前10時すぎ、JR石勝線の新夕張駅と占冠駅の間で、札幌から釧路へ向かっていた特急列車がクマ1頭をはねました。
特急列車は占冠駅で車両点検を行い異常がないことが確認されたため、およそ30分遅れで運転を再開しました。
乗客44人にけがはありませんでした。

一方、現場でははねられて死んだクマが線路を塞いだことから、ハンターなどが出て線路の外へ運び出す作業にあたりました。
JR北海道によりますと、この影響で札幌と帯広、釧路を結ぶほかの特急列車6本が運休しました。
また、この区間を通る特急4本に最大で4時間余りの遅れが出ました。
2021年7月11日