NHK札幌放送局

タラづくしの旅

道南web

2023年1月20日(金)午後5時24分 更新

海と温泉の町、鹿部町。今の時期は、たらこの親、スケソウダラの水揚げが盛んに行われています。今回は、そんな鹿部の“タラ”づくしの旅に行ってきました!!

鹿部の特産たらこ!
朝の市場で会ったのは、道場登志男さん。
たらこづくりに使うスケソウダラを買いに来ていました。

スケソウダラのオスとメスの見分け方を教えてもらいました!
ポイントは、腹びれの大きさ。

左の大きくて太いのがオス、右の小さくて細いのがメスです。

道場さんの加工場でたらこづくりを見せてもらうことに!
大きさごとに分けて、塩で漬けて、周りについている膜などを取り除き、箱詰めをする。
やわらかいたらこは、手で触りすぎると形が崩れてしまうため、丁寧に作業が進められていました。
私もたらこの箱詰めに挑戦☆

昔ながらの味、棒たら
続いては、スケソウダラの身を使った特産があると聞いて向かいました。
その特産が、「棒だら」。鹿部町では昔からよく食べられていたということで、家族の味だと感じる人もいるんだとか。

棒だら、実はものすごく固いんです。
どうやって食べるのかというと・・・

石の上に置いた棒たらをカナヅチで叩いてやわらかくして食べます!
食べられる柔らかさになるまで叩き続けると、腕が悲鳴をあげるほど!笑

味は、スケソウダラのうまみがぎゅっと詰まっていて、最高でした!

髙田さんご夫婦、ありがとうございました^^

タラはタラでも「タラノキ茶」
さて、たくさん食べて喉が渇いたので「しかべ健康茶の会」の噂を聞きやってきました。
なんとここでは、「タラノキ茶」を作っているとか。

偶然にも“タラ”が入っています!ちなみに魚の“タラ”とは関係ないそうです。(笑)
山菜の「タラの芽」の葉や枝を使っています。

私もいただきました!

山菜と聞くとクセがあるのかな?と思いますが、このお茶はクセがなくとても飲みやすいです!たくさん食べたおなかに染み渡る優しい味がしました。

作っているのは、鹿部町に移住してきたみなさん。
鹿部町はしょっぱいものが多くお酒が進むため、少しでも町の人に健康になってもらいたいと、タラノキ茶づくりをしているそうです。

今回のタラづくしの旅の模様は、
1月21日(土)総合テレビ 午前7:30~
おはよう北海道 土曜プラス(北海道向け)

このほか、道南地域向けにも放送を予定しています。
お楽しみに!!
注:放送日は変更になることがあります。

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