NHK札幌放送局

月形町に新しい交流拠点が誕生!

道央いぶりDAYひだか

2022年5月12日(木)午前11時18分 更新

こんにちは!「ほっとニュース道央いぶりDAYひだか」のリポーター、坂井里紗です。桜の季節は一瞬で、見頃のピークも過ぎましたね。みなさま大型連休はどう過ごしましたか?お休みの方、ゆっくり休めましたか?お仕事の方、お疲れ様でした。春の暖かさを感じる毎日ですが、夏ももうすぐでしょうか。

さてさて「ななまるMAP」では今回も道央・胆振日高70市町村の魅力をじゃんじゃんお伝えします!訪ねたのは月形町。農業が盛んで、自然も豊かな美しい町です。この町に新たな交流の拠点となるコミュニティースペースがもうすぐ完成します。その名も「Tsukigata LABO」です。

このコミュニティースペースは使っていなかった倉庫をリノベーションしています。中に入ってみると…絶賛、制作途中でした。現在は最終段階で、柱を立てたり断熱をしたりする工程が終わり、壁や屋根のペンキを塗っているところだそうです。

この場所でどんな交流を生み出そうとしているのか、「Tsukigata LABO」を運営する梅木悠太さんにお話を伺いました。

梅木悠太さん
「町内外との交流を通して、町を明るくするような場所を作りたいなと。町内の人たちや町内と町外の人が交流して何かを得たりする場所、もう1つは学習の場として何か学ぶことができる場所。それともう1つは最終的にウェブ関係の仕事の方や主婦層の方に仕事ができる場として与えられたらいいなという風に思っています」

梅木さんが見せてくれたのはデザイナーの方が考えた「Tsukigata LABO」のイメージ図です。自然と交流が生まれるように大きな部屋にして、スクリーンを使ったイベントなどを開くこともイメージしているそうです。

室内にはさまざまな活動ができるようにキッチンスペースも作っています。

梅木悠太さん
「やりたいことはいっぱいあるんですけど、飲食店が少ないので、例えば週末にカフェや飲食店を呼んだりだとか、中高生が夏休みや冬休みに学習できる場所を提供したりだとか、そういういろんなイベントをしたいなと思っています」

中学校で教員として働いていた梅木さん。父親が経営する会社の跡継ぎとして月形町に帰ってきました。背中を押したのは「まちづくりがしたい」という思いだったと言います。

梅木悠太さん
「自分の生まれ育った故郷が結構疲弊していて、それがちょっと自分の中で許せなくて。自分が地元に戻って何かまちづくりでできることをしたいなってかなり前から思っていたので」

「Tsukigata LABO」の制作には、梅木さんの思いに共感したたくさんの人たちが町内外から手伝いにやってきています。この日は地元の高校生たちが訪れていました。

月形高校2年生 石森咲貴さん
「自分もTsukigata LABOを作るのに携われたらなと思って手伝いに来ました。完成がすごく楽しみです」
月形高校2年生 五十嵐聖人さん
「少しでも手伝えることがないかなと思って来ました。活気あふれるような、毎日でもみんなが楽しくワイワイできる場所にできたらなって思っています」

梅木さんは「つきがたdesign」という団体のメンバーでもあります。町役場や福祉施設の職員などさまざまな職業の人たちで作る月形町のまちづくりに取り組む団体です。地元の農家を招いて農作物を販売するイベントや、未来の月形を考えるワークショップなどに取り組んできました。その仲間たちもLABO制作の手伝いに訪れていました。

「つきがたdesign」ではこの「Tsukigata LABO」を活動の拠点にしようと考えています。代表の本多大輔さんはLABOの完成を心待ちにしています。

「つきがたdesign」代表 本多大輔さん
「今から2年半くらい前にこの町の未来について仲間たちといろいろ話しているうちに“ちょっとこのままじゃ活気がなくてさみしいな”と思ったので、この町の未来を自分たちで変えていけないかと思って結成しました。月形にはいろんなことを経験する、交流する場所がないなと。ここは交流を生む場所になるので、明るい未来しか想像できなくて作業していてとても楽しいです。ここを拠点にいろいろたくらんでいこうと思っています」

地元の人たちの期待が高まる「Tsukigata LABO」に梅木さんは月形町の将来像を重ね合わせています。

梅木悠太さん
「町民が何か新しいことに挑戦するスタートの場になったり、町外から挑戦する人がやってきたり、そういう場になったらいいなと思います。過疎化が進んでいく中で明るい田舎を作っていきたいと。その“明るい過疎化”の基本になる場所になればいいなと思っています」

月形町の新たな交流拠点に寄せる地元の人たちの熱い思いについては、きょう12日(木)午後6時40分からの「ほっとニュース道央いぶりDAYひだか」でお伝えする予定です。ぜひご覧ください♪

取材後記

今回伺った「Tsukigata LABO」で私が驚いたのは、すべて自分たちの手でリノベーションしていることでした。実は当初の完成予定は3月末で、作業はあまり順調ではなかったそうです。みなさんリノベーションに関しては素人で、ゼロから勉強しながら作業しています。梅木さんによると、建物がゆがんでいたため水平を取ったり、窓をはめたりすることも大変だったそうです。
それでも印象的だったのが、みなさんが声を掛け合いながら和気あいあいと制作に励んでいる姿でした。本多さんも話していましたが、新たな交流の場所ができる未来を楽しみにしながら作業に取り組んでいることが伝わってきました。「Tsukigata LABO」からどんな月形の未来が生まれるのか、私も今から楽しみにしています♪

道央いぶりDAYひだか 坂井里紗
2022年5月12日

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