大型連休を前に世界自然遺産「知床」がある斜里町で、住民やボランティアがゴミ拾いをしました。
この「知床ゴミ拾いプロジェクト」は知床のヒグマが投げ捨てられたゴミを食べる写真を見た斜里町に住む女性2人が去年から始めた活動です。
24日はSNSの呼びかけに応じて集まった地元の住民や町外からのボランティアなどおよそ30人が参加しました。
参加者は3人から5人のグループに分かれて斜里町ウトロの市街地や国道沿いを歩きながら、道の脇に捨てられた空き缶やペットボトルなどを2時間余りにわたって拾いました。
集まったゴミは45リットルが入るゴミ袋で27袋分に上りました。
参加した斜里町の40代の女性
「個人だとなかなかゴミは拾いにくいと思って、参加しました。靴やビールとか思いもよらないゴミがたくさんあってびっくりしました」
主催者の1人、村上さん
「自分だけじゃなく周りの人も楽しめるように過ごそうと考えるとポイ捨てもなくなると思います。ぜひ周りの人のことも考えて知床で楽しく過ごしてほしい」
2021年4月24日