NHK札幌放送局

黒マスク 調べると意外な事実が

ほっとニュース ミニ

2019年1月30日(水)午後4時59分 更新

道内でもインフルエンザが流行する中、多くの人が予防対策でマスクをつけていますが、最近、黒いマスクをつける人の姿を見かけるようになりました。 この黒いマスク、調べてみると意外な事実が分かってきました。

黒マスク よく見るようになりました
外国人観光客に人気のスポット札幌市中心部の狸小路では最近、黒いマスクをした外国人をよく見かけるようになりました。

聞いてみると、海外では一般的に使われているようで、逆に白いマスクは病院内でしか使わないといった声が聞かれました。
この黒いマスクについて札幌市で日本の若者に聞いてみると…

バンドマンとか、それが好きな女の子そういう人がつけているのをよく見ます

日本でも若者の間ではやり始めているようです。

なぜ黒マスク?
この理由について、成蹊大学文学部の西兼志教授は、「黒いマスクをつけている韓国のアイドルの影響や、不良っぽさを出すために服装全体を含めたファッションアイテムの1つとして身につけている」と分析しています。

かつては黒ばかりだった!?
さらにマスクメーカーなどでつくる日本衛生材料工業連合会に取材すると、日本のマスクの歴史の始まりには「白」ではなく「黒」が主流だったことが分かりました。
もっとも古いもので、明治12年の黒いマスクの商品を説明するイラストを写した写真などを複数保管しているということで、高橋紳哉専務理事によりますと、もとは北海道でも盛んだった炭鉱や工場の防じん対策として使われ始め、汚れが目立たないようにと黒い布のマスクが一般に普及したということです。

一方、医療用の白いマスクは当時漂白などが法律で定められたガーゼが使われたことから単価が高く、普及は病院などに限られていましたが、1918年に日本でも流行したインフルエンザ、スペイン風邪で白いマスクの需要が大きく伸び、普及の起爆剤となりました。

時代とともに変わってきました

さらに戦後には衛生意識の高まりを背景に学校給食の配膳の際に子どもたちが白いマスクをつけるようになるなど、社会環境の変化とともにマスクの色が黒から白へと変わっていったということです。

高橋専務理事は、「マスクは最近ではエチケット習慣としても利用されるなど使用するシーンがどんどん広がってきている。ライフスタイルの変化とともに、さらに進化すると思う」と話していました。

2019年1月29日放送

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