NHK札幌放送局

外出サポート 聞いてきました #ナットクとかち

十勝チャンネル

2020年1月16日(木)午後9時04分 更新

新シリーズ「冬でも気軽に出かけたい」。点字ブロックが雪に覆われる冬、視覚障害者の外出が難しくなっている現状についてみなさんから投稿いただきました。そのひとつ、外出サポートについて聞いてきました。

放送後番組に投稿が…
前回の放送を受けて、番組に、視聴者の方から投稿をいただきました。60歳の女性からの投稿です。

「視覚障害者の冬の外出にはサポートが必要だと思います。(十勝には)『ガイドヘルプボランティアくるみの会』という団体があります。私も時間ができたら参加したいと考えていますが、助け合いの輪が広がれば、外出しやすくなると思います」

投稿にあった「くるみの会」はどんな活動をしているのか。神門光太朗アナウンサーが「くるみの会」のみなさんに会ってきました。

カラオケや乗馬も…“気軽に外へ”
「くるみの会」は中札内村に住む久保寧男さん(71)が20年前に設立したボランティアグループです。主に取り組んでいるのは十勝で暮らす障害者の外出支援です。

視覚障害者の外出支援をめぐっては、国も、「買い物」や「通院」といった生活に欠かせない外出をヘルパーが支援する「同行援護」という制度を設けています。「くるみの会」ではこの制度を補う形で、視覚障害者がもっと気軽に外出できるようにと支援に取り組んでいます。「カラオケに行きたい!」「乗馬をしたい!」。会ではこれまで視覚障害者のこんな願いをかなえてきました。冬は特に外出支援ボランティアのニーズがあるということで、久保さんは「特に冬場は家に閉じこもっているという人が多いのでできるだけ外に出る楽しみをもってもらいたいと思います。店でのレコード選びや洋服選びなどのニーズもあると思います」と話していました。


障害者が外出しやすい街に
「くるみの会」のメンバーは現在21人。多くの人が仕事をしながらボランティアで活動に取り組んでいます。久保さんは、若者など多くの人たちに活動に加わってもらえれば、いまよりきめ細かくニーズに応えられると感じています。久保さんは「視覚障害者のみなさんから『外出ができるのでありがたい』と喜んでもらえるのが励みになっています。視覚障害の人たちが街に出やすい環境を作っていきたいと思います」と話していました。

取材した神門アナウンサーは…
久保さんは「視覚障害者のみなさんから要望が来たら、断らないようにしている」と言います。メンバーのスケジュールを調整し、外出をサポートしています。しかし、広い十勝をメンバー21人でカバーするのは至難の業で、基本的に活動は土日に限定しています。久保さんは、メンバーが増えれば、平日や、急な要望にも応えられるようになると考え、「会の存在を多くの人に知ってほしい」と、今回の取材に応じてくださいました。今、この文章を読んでいるほとんどの方が、視覚障害者の外出サポートの経験はないと思います(私もそうです)。久保さんは「講習会も開いているので、少しでも興味があれば参加してみませんか」と話しています。「大いに興味がある!」というアナタも、「ちょっとだけ興味があるのよ」というアナタも…。


1月23日(木)もやカフェ開店します 

冬でも気軽にでかけたい web トップページへ


関連情報

もやカフェについてお伝えします 予告 #ナットクとかち

十勝チャンネル

2019年12月2日(月)午後3時25分 更新

「奨学金を考える」に投稿いただきました #ナットクとかち

十勝チャンネル

2019年8月21日(水)午後1時46分 更新

大丈夫?十勝の感染拡大 #ナットクとかち

十勝チャンネル

2020年7月8日(水)午後2時45分 更新

上に戻る