NHK札幌放送局

アイヌ工芸のコロナ対応製品が誕生

ウピシカンタ

2020年6月3日(水)午後0時39分 更新

釧路市のアイヌ工芸作家が、伝統のデザインと最新技術を使って、新型コロナウイルス対策に使う製品の制作を始めました。

"コロナ時代"のアイヌ工芸

その製品とは、こちらのパーティションです。縁にはアイヌ文様が施されています。大型のものは施設の窓口などで、小さなものは座席の間において、使います。

制作したのは釧路市阿寒町のアイヌ工芸作家、藤戸康平さんです。
藤戸さんは、マキリなど伝統的な作品だけでなく、アイヌ文様を彫り込んだ、スマートフォンケースやサングラスのような日常生活向けの作品を作ってきました。

アイヌ工芸作家・藤戸康平さん
「文様はアイヌにとって日常的に使われているものでした。いま、日常で何を使っているかと考えた時に、スマートフォンやサングラスや腕時計という考えになりました」

伝統と最新技術と

アイヌ文様のパーティションは、藤戸さんが、釧路工業技術センターの大型機械を使って制作しました。センターには、3Dプリンターや溶接機など、最新の工作設備が用意されていて、地元の企業やアーティストに役立てられています。
今回のパーティションも、透明アクリル板に文様をつける加工や土台の金属の切り出しなどに設備が使われています。

アイヌ工芸作家・藤戸康平さん
「現代の技術と昔ながらの手仕事を併せて使ってくれる人がワクワクするような製品や作品を作っていきたい」

アイヌ文様のパーティションは道内の病院やホテルなどから注文が来ていて、開館がまだ延期されている白老町の国立アイヌ民族博物館にも設置されるということです。

2020年6月3日

ウピㇱカンタ あちこちで(アイヌ関連情報まとめ)
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