NHK札幌放送局

知られざる室蘭の昆布!

道央いぶりDAYひだか

2023年6月22日(木)午後3時48分 更新

こんにちは!「ほっとニュース道央いぶりDAYひだか」胆振日高担当リポーターの内部明日香です。すっかり夏ですね!今回、取材で室蘭に行ってきたんですが、地球岬がとってもきれいでした(^ ^)

一面の青!室蘭に住んでいたときもよく来ていましたが、ここまで快晴の日に来られたのは初めてでした!そんな地球岬周辺でとれる昆布をご紹介します。こちらです!

その名もヤヤンコンブ。漁獲量が少ないため、広くは流通していません。このヤヤンコンブに早くから目をつけ、調べている人がいるんです!

お弁当などを製造・販売する会社を営む関根勝治さんです。関根さんは長年、お弁当の材料になる理想の昆布を探していました。そんなとき、海藻の専門家にヤヤンコンブの存在を教えてもらい、魅力を知ったんだそうです。一体どんな昆布なんでしょうか。

「ヤヤンコンブは地球岬から絵鞆岬までの断崖絶壁に生えている昆布です。浅瀬の岩場に生えているから波にたたかれて自分の体が荒れるんです。見かけがよくないんですよ。それで市中にはまったく出回っていなかったんです。けれど、値段が安いのでふんだんに使えますし、だしも出やすいし、煮ても柔らかくなりやすいんですよ。本当にいい昆布です」

関根さんは15年ほど前から、ヤヤンコンブを使った商品の開発に取り組み始めましたが、当時、ヤヤンコンブに注目する人はほとんどいなかったそうです。

「室蘭には日高昆布と真昆布という立派な昆布がありますから、皆さんヤヤンコンブには目をつけていなかったんだと思います。『ヤヤン』はアイヌ語で『普通の』とか『どうでもいい』っていう意味なんですよね。それぐらい虐げられてきた昆布で、あまりとられてこなかったんです」

それでも、関根さんが実際にヤヤンコンブを使ってみると、どんな料理にもぴったりだったといいます。もっと多くの人に魅力を知ってもらいたいと、これまでに醤油から入浴剤まで10種類を超える商品を生み出しました。今では室蘭市内のほかのメーカーもヤヤンコンブを使った商品づくりに取り組むようになっています。「ヤヤンコンブがメジャーなものになりつつあるのは関根さんの尽力が大きい」と話す人もいるほどなんです。
そして、このほど関根さんが手がけた待望の新作が誕生しました。ヤヤンコンブのソーダです!

ヤヤンコンブを3日間ソーダ水に漬け、昆布の味をじっくりしっかり引き出しています。私もいただきましたが、見た目どおり、昆布のうまみがすごく強く効いていました!甘いのではなくしょっぱい、新感覚のソーダでした。ごちそうさまでした!

さらに、関根さんはヤヤンコンブの知名度アップのため、こんな活動もしているんです。
ヤヤンコンブで作ったクリスマスツリーの展示!

11月15日(「昆布の日」なんだそうです!)にヤヤンコンブの無料配布!

どれも、“見かけは悪いが中身はある”ヤヤンコンブを知ってほしいという熱い思いから。関根さんは、「ぜひ室蘭に来たらこの昆布を味わっていただきたい」と話していました!
関根さんのお店のほか、道の駅などでもヤヤンコンブの商品を豊富に取り揃えています。ぜひ室蘭に行ったらヤヤンコンブを試してみてください(^ ^)それでは!

私が前回取材を担当した、「平取町二風谷 アイヌ文化を伝承するために」の記事も併せてご覧ください♪

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