旭川市中心部の河川敷では、先週以降、クマとみられる目撃情報が相次いでいて、住宅街に隣接していることから市は近くにある公園や広場を閉鎖するとともに河川敷に近づかないよう注意を呼びかけています。
旭川市や警察によりますと、23日午前9時半ごろ、旭川市神居1条11丁目付近の美瑛川の河川敷で「ヒグマらしき動物を目撃した」と車で走行中の人から通報がありました。
付近では22日に、旭川市旭神1条4丁目の忠別川の河川敷で「クマのものとみられるふんがある」と散歩をしていた人から通報がありました。
その3日前の、6月19日にはJR旭川駅にほど近い忠別川の河川敷でもクマのものとみられるふんが見つかりました。
これらの情報はすべて、旭川市中心部の河川敷で目撃されていて、市が現地調査を行いましたが、クマは見つかっていないということです。
旭川市はいずれの河川敷も住宅街に隣接していることから、近くにある公園や広場を閉鎖するとともに、付近の住民に対し河川敷に近づかないよう注意を呼びかけています。
2021年6月23日
旭川市は、市が運営するホームページで、ヒグマの出没情報をテキストと地図で公開しています。