タテ(家族や先生)でもヨコ(友達)でもない“ナナメの関係”で、普段はちょっと話しにくい悩みや夢をゆるーく語り合う「ラジオ #ナナメの場」。番組で出た最後に、MCのまえだゆりなさんが歌を作りました!ずーちゃんが名付けた曲名は「えのぐ」。歌と歌詞、そして2人がそれぞれ歌とタイトルに込めた思いをお届けします。
放送日:2021年9月18日
(#ナナメの場 ホームページはこちら)
今回も!トークをもとに歌作り
2回目にして恒例(?)となった、うたうたい(シンガーソングライター)のMCまえだゆりなさんの「みんなのうた #ナナメの場 Ver.」コーナー。
“ナナメの場”や今回のテーマ「ともだち」について、リスナーのみなさんやゲストと話した内容などをもとに、番組中にゆりなさんが歌を作りました!
こちらが、放送中にゆりなさんが歌詞を考えていたメモ↓

そして、もう一人のMCずーちゃんが歌のタイトルを考えることも恒例に!?
番組中に決まりきらず、アフタートーク内でついに決定したタイトルは…
「えのぐ」でした。
まずはゆりなさんの歌をお聴きください↓
えのぐ(みんなのうた #ナナメの場ver. 2)
/まえだゆりな&ずーちゃん&リスナーのみなさん
Friends will be friends
いつの間にか 気が付けば僕ら 隣にいたんだ
Friends will be friends
僕ら同じじゃないけど それでいい そう思えたんだ
友達だなんて 照れくさいけれど 境界線なんていらないんだ 僕ら
逢えない時も 思い出しているんだ
僕の心を映し出す鏡みたい
すれ違う時も 味方でいたいな
僕の扉を開いてくれた君は 僕のヒーロー
Friends will be friends
もっと話がしたいと思えたんだきみと
黙ってるときも良いけれど
Friends will be friends
すべてを分かり合えるわけじゃないけど
なんだか心地良かったんだ
友達だなんて 大げさだけど
言葉じゃ足りないくらい 僕ら
逢えない時も 思い出しているよ
僕の心を映し出す鏡みたい
すれ違う時も 味方でいたいな
僕の心を開いてくれた君は 僕のヒーロー
歌とタイトルに込めた思いは?
「えのぐ」いかがだったでしょうか?
ゆりなさんはどんなことを考えながら歌を作ったのか?ずーちゃんはなぜ「えのぐ」と名付けたのか?
番組中に話しきれなかった思いを、放送終了後のアフタートークで鈴木遥アナウンサーが2人に聞きました。
鈴木アナ:「#ナナメの場 みんなでつくろう、もうひとつの居場所」アフタートークです。皆さん、まずはありがとうございました。
ずーちゃん、ゆりなさん、神さん:ありがとうございました。
鈴木アナ:先程の歌を聴いてから、まだ10分も経ってないですけど。
ずーちゃん:余韻に浸りまくってました。
鈴木アナ:余韻に浸りながらですが、まずゆりなさん、どういった気持ちでお作りになりましたか?
ゆりなさん:今回、本当にたくさんメッセージをいただいていて、大人の方から中学生、高校生とメッセージいただいていた中ですごくいいなと思ったのが、「同じことをしていなくても友達だと思える」とか、場づくりの中でも「同じことをしてなくてもいいけど心地いい空間」みたいのがすごく素敵だなぁと思ったり。あと、吉田崇展さんとのトークの中でも、同じことをしてる訳じゃないけど同じ方向を見ているっていうのがあったり。友達ってすごく広くて色んな関係性を受け入れてくれるような感覚を今回の番組を通していただいたので、それを歌詞に表せたらいいなと思って書いてみました。
鈴木アナ:特にご自身のお気に入りの歌詞とか、心を込めた場所ってありますか?
ゆりなさん:サビはやっぱり繰り返し歌っているので、そうなんですけど。最初の“Friends will be friends〜“ っていうのは、投稿で「Kの世界史さん」からいただいたQUEENの“Friends Will Be Friends”を聴いた時に、あ、いい!と思って取ってしまいました。
ずーちゃん:ぴったりだった。
鈴木アナ:神さん、聴いていてどうでしたか。
神さん:そうですね、まず、久しぶりに人が歌っているところを、声を張って歌っているところをこんな間近で聴けて、すごいやっぱりパワーをもらえるなっていうことは本当に実感しましたね。
ずーちゃん:たしかに〜。
鈴木アナ:なかなかライブ活動とかも難しい昨今ですからね。確かに音源ではわからない。
神さん:元気もらいました!
ゆりなさん:ありがとうございます。
神さん:歌詞も、もちろん素敵でしたし。
ずーさん:歌ってるところ、確かになぁ…
鈴木アナ:この曲に恒例の…
ずーちゃん:えー、恒例になってるんですね、もう。
鈴木アナ:タイトルをずーちゃんが作るという。
ずーちゃん:どうしよう。もう、責任重大すぎて。そうですね…。思い浮かんだのが、さっき言った2つだったんですけど。
“えのぐ”っていうのは、聴いていてワーって思い浮かんでたんですけど。「人それぞれ」みたいなワードが入ってたと思うんですけど、それぞれ好きなことをしていいとかっていうので、すごく絵の具みたいだなと。「十人十色」って言葉があるけど、いろんな色があるんだなぁっていうのがイメージできたのとか、「境界線なんていらない」っていう歌詞が境界線を溶かすってイメージがあって、絵の具でグシャグシャってやってるイメージが浮かんだりとか。あとは、絵の具ってやっぱりキャンバスだとか画用紙に向かって、みんなそこに向かっていくものだから、ズーカラデルさんのお話とかもちょっとリンクしたりとかして、絵の具っていうのが浮かんだんだけど。
曲を聴いてたらすごくヒーローのインパクトが強くて、「ヒーロー」もいいなぁ、なんて最後決めきれないままだったんですけど。
どうですかね、何がいいですかね。
神さん:僕ですか?
鈴木アナ、ずーちゃん、ゆりなさん:(笑)
ゆりなさん:何だろう。「絵の具のヒーロー」とか、「色とりどりのヒーロー」とかなんかそういう感じもありかもしれない。
鈴木アナ:なんか…パレットとかね。
ゆりなさん:パレット、あーパレット!
ずーちゃん:うわー、どうします?
鈴木アナ:ま、色々アイデアは出すんで最後決めるのは、ずーちゃんだから(笑)
ずーちゃん:うわー、そうなんですかぁ?えー、どっちがいいかなぁ。直球の方がいいかなぁ。
ゆりなさん:もう、どっちでも。
ずーちゃん:うわー、どうしようかなぁ。ちょっとどうしようかなぁ。
えー、どうしよう……「えのぐ」にしますか?
鈴木アナ:もうちょっと考えていいですよ。アフタートークでは3分後とか入れましょうか?
ずーちゃん:すごい、だって、みんなの熱い眼差しがあるからなー、どうしようかなぁ。
ゆりなさん:なんか、「えのぐ」だと私だったら浮かばなかったことだなぁと思って。だから、ずーちゃんに付けてもらうの考えたら「えのぐ」がいいかもしれない。聴いてもらってそう感じてもらえるのってすごい嬉しいなぁと思いました。
ずーちゃん:あ、そうなんだ。何か、もうひと言つけたい気がするけど、でも、いいかなぁ。直球でいこうかなぁ、そしたら。前回が「北極星」でしたもんね。ちょっとそれにアルバムみたいなこう、並べるとしたら(笑)
鈴木アナ:もうすでに10曲ぐらい。
ずーちゃん:絵の具のヒーローとかも言ってくれてたっけ。さっき…
ゆりなさん:うん…でも、もう、
ずーちゃん:やばいなー。
鈴木アナ:「えのぐ」にしますか?
ずーちゃん:「えのぐ」にします!
ゆりなさん:やったー!
神さん:素晴らしい!
ずーちゃん:生まれました〜。
鈴木アナ:では、この「えのぐ」も、ゆりなさんがもしよければ、コードと歌詞を公開して皆さんにも歌っていただいて、いろんなことを思いながら歌っていただければな、と思います。
ゆりなさん:はい、嬉しいです。
鈴木さん:次も、まだ企画、私達出してませんけれど。
ずーちゃん:はい、やりたいですけどねぇ、ちょっと。
ゆりなさん:2回目があったから次も!
ずーちゃん:次もって期待してますね。どっか実際に実践されてる場所とかに行ったりとかもしてみたいなぁって思うし。
鈴木アナ:二度あることは三度あるので、もう1回できるんじゃないんですかね。
ずーちゃん:あ、ちょっと、お願いしまーす!
鈴木アナ:偉い人に言っておきます。
ずーちゃん:そうですね。でも本当にいろんなナナメの場って道内にも全国にもいっぱいあると思うんですけど。やっぱり、それって自分で何もしてないと手に入る情報じゃないので。こうやって実際に話を聞けたりとかして、場所の名前は知っててもどんな人がやってるとかってあんまりわかるものじゃないから、実際の生の声でこうやって話を聞けたり、こういう言葉を話す人なんだっていうのが知れると、ちょっと行ってみたいかもって。もしかしたら自分の場所なのかもしれないって思うきっかけになるかなぁって思いました。
鈴木アナ:先程、神さんが仰ったように、生で聞くとやはり違うな、パワーをもらえるなっていうふうに仰ったのは、ちょっと印象的だなと思ったんですけど。
この私たちの番組もスタジオでやってますけど、状況が許せば外に出かけていって実際にナナメの場を、今このラジオの電波とスタジオとで場を作ってますけど、実際にそういう場所に行って場を作ってる皆さんと一緒に放送する、ラジオとその場でっていうのも何かアリなんじゃないかなと私は思っているんですけど。あ、口だけですけどね。あと、社会情勢も色々ありますんでね、状況が許せばってことになるんですけど。
ずーちゃん:そうですね、もうちょっと落ち着いたらゆりなの歌にみんなでコーラスつけてね。
ゆりなさん:あー、みんなで歌う。
鈴木アナ:みんなこう、手を繋いで、こう。
ずーちゃん:歌いたいね。函館バージョンとかね。
神さん:近所の人に集まってもらって。
ずーちゃん:あー、すごいいいなぁ。商店街とかで歌いたいですね。
神さん:そのままライブになっちゃう!
鈴木アナ:色々な夢が膨らむナナメの場ですけれども、今回も皆さんありがとうございました。
ずーちゃん、ゆりなさん、神さん:ありがとうございました。

歌のもとになった、番組でのトーク内容はこちらから↓
“読む”ラジオ #ナナメの場 ~前編 「ともだち」トーク~
“読む”ラジオ #ナナメの場 ~後編 場づくりトーク~
