NHK札幌放送局

栄養満点!楽しみ方いろいろ!帯広のビーツ

江連 すみれ

2021年10月19日(火)午後6時33分 更新

こんにちは。帯広局キャスターの江連すみれです。


10月8日(金)の「ほっとニュース北海道」の「JIMOTO自慢」でお伝えしたのが、鮮やかな赤紫色が特徴の野菜、ビーツです。ビーツはヨーロッパなどでよく食べられていますが、道内でも徐々に栽培する農家が増えています。そのさまざまな楽しみ方をお伝えしました。

道内でも有数のビーツの作付け面積を誇る帯広市の中村農場では、いま収穫が最盛期を迎えています。ビーツは独特の臭みがありますが、農場では堆肥や微生物について独自に研究するなど地道な土づくりを続けた結果、臭みのないビーツがとれるようになったということです。農場の中村良子さんは「ビーツはカリウムや食物繊維などが含まれていて、栄養価が高いのが特徴です。寒くなってくる時期のほうが甘くなるので、ちょっと遅めに収穫するようにしています」と話していました。


中村さんはビーツの味を多くの人に知ってほしいと、ホームページを通じてさまざまな料理を紹介しています。ロシア料理のボルシチをはじめ、サラダやサンドイッチなど30種類以上の料理がレシピとともに紹介されています。

また帯広市内では中村さんのビーツを使ったサイダーも販売されています

このうち観光名所の幸福駅では、アイスクリームを入れたフロートも味わうことができます。

さらに、中村さんはビーツの新たな魅力を引き出そうと、去年SNSを使って全国の希望者にビーツを無料で配り、ビーツ料理のアイデアを募集しました。これに対し、インスタントラーメンにビーツを加えたものや、ナッツをのせた寒天、パンにリゾットなど、斬新なアイデアが全国から300件以上も寄せられました。中村さんは「発想を豊かにすればいくらでも活用できると改めて思いました」と話していました。

ビーツの楽しみ方は食べるだけではありません。帯広市のデザイナー、三ッ山朋美さんは野菜を漉きこんだ紙づくりに取り組んでいます。ニンジンの葉や豆類、トウモロコシのひげを古紙に漉きこむと、このような紙が出来上がります。

一方、乾燥させたビーツを使うと…。

このようにきれいなピンク色になりました。

できあがった紙は厚さや乾くタイミングなどによって色の濃さが微妙に変わりますが、自然の素材ならではの優しい風合いです。主に名刺などに加工されていて、若い女性を中心に人気だということです。三ッ山さんは「天然の色で、同じように作ってもさまざまな色に仕上がるところがすごくおもしろいです」と話していました。

今が収穫のピークのビーツ。この時期、直売所や近くのスーパーでも見かけた際は、ぜひ手にとっていただければと思います。


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