NHK札幌放送局

「くらし・医療」のはなし

シラベルカ

2020年6月4日(木)午後7時25分 更新

どうする?”コロナ時代”。まずはもっとも投稿の多かった、「くらしの話」から。「明日を生きるのに必死だ」といった切実な現場の声や、「病院へ行くのが怖い」といった声を中心に取り上げ、秋元市長に主に話を伺いました。スタジオのボードに載せていた皆様の声を改めてご紹介。さらにスタジオで直接質問した部分のやりとりを抜粋してお伝えします。




★スタジオでのやりとり★

■みなさんからの声

Q:「第3波は阻止してください。空港、港、函館駅、来道者全員に抗原検査をしてください。来年のオリンピックを見据え、よろしくお願いします」との声。札幌市ではお店が再開し始めたという動きが。一方で、まだ外出は慎重に、というような要請もあります。一見矛盾したようにも見えますが、どう考えたらいいのでしょうか?

■秋元市長の回答
A:緊急事態宣言が解除されたということで、すべて元の生活にすぐ戻れるという状況ではありませんので、注意をしていただきながら徐々に、社会・経済生活を回していくという必要がある。ということで皆さんに少しずつ慎重にお願いします、ということをお願いしています。

■みなさんからの声

Q:ひとり親世帯はもともと収入が低く、子どもの休校で収入は減り大変厳しいです。食費・光熱費の負担も増えています。家庭への支援にも目を向けて

Q:職場が休業になり生活に困っているひとり親です。休校等で、子育て世代は大打撃をうけているのに札幌市として支援がないのはなぜ?先が見えません

Q:私はシングルマザーですが、収入が減少している事を気にして高校生の息子は、食事回数を減らしています。母子父子家庭に北海道独自の政策は?

Q:発達障害がある高校1年の息子と2人暮らしです。私が感染したら息子は一人、職場にも迷惑をかけてしまうとメンタル維持に困っています


それぞれ一人親の方からの声ですが、自治体としてさらなる支援を考えていますか?

■秋元市長の回答
A:今、国の補正でひとり親家庭への支援というメニューができました。それまでは児童手当の児童扶養手当の支給を受けているひとり親家庭の方に、「1世帯当たり5万円」、そして「2人目のお子さん以降は、1人につき3万円」ということになりました。それで国のいわゆる議決を待つことなく札幌市の方で今回の議会の方に追加で補正をあげたい、早めに支給できるようにしたいと思っています。

■みなさんからの声

Q:「自治体にお願いしたいのは、公共料金の支払いの猶予ではなく減免をお願いしたい。例えば水道料金・国民健康保険料などは低所得世帯の方を対象にしてぜひ取り組んでいただきたい」と、本日(5月29日)届いた声。いかがでしょうか?

■秋元市長の回答
A:いろいろなご相談をいただいていますので、それぞれの窓口にご相談いただきたいと思います。非常に生活が厳しい状態の方に、減免という措置もございます。

■野村アナから追加で質問
Q:例えば水道料金の減免制から免除ということを考えると、当然財源が一緒になってくると思のですが、例えば全国市長会などを通じて、国に提案するという考えはありますか?

■秋元市長の回答
A:いろいろな空間の公共料金だけではありませんけれども、財政的に市長に地方としても、例えば病院の減収なんかも出ておりますので、そういった要請というのは政令市の市長会、それから知事会を通じて国の方にも要請をしております。

■野村アナから追加で質問
Q:相談の声がありましたが、解雇の声も非常に大きいですよね。例えば制度があるのに使われていないケースがある。これは例えば行政として地方自治体として何か援助・手助けはできません。いろいろな仕組み・制度があったりしています。そういう意味ではなかなか「行政側のどういう支援があるのかわからない」という方も多いですよね。

■秋元市長の回答
A:札幌市でもいろいろなご相談をワンストップでご相談をいただく、これらの事業者の方も含めてですが、例えば雇用の情勢だとか、あるいはその各支援金が一括でご相談できるようなワンストップの相談窓口を作ってこれを拡充してきておりますので、ぜひそういったものを活用していただきたいと思います。

■野村アナから追加で質問
Q:「なかなか国の相談窓口がつながらない」とも聞いています。さらに市として窓口を拡大するという考えはありますか?

■秋元市長の回答
A:逐次、商工会議所さんなどの協力もいただいてサテライトと言いますか。受付の場所も広げてきております。専門家の方のアドバイスもいただけるようにしておりますのでぜひ活用していただければと思います。

■みなさんからの声

Q:コールセンターで契約社員をしていますが、人が密集しています。休業にして、賃金の保障をしてもらいたい

Q:コールセンターに勤務しています。会社は対策万全!と書いていますが、人を増やし密にしているような状態。札幌市長としてどう対応を考えているのか

Q:今年からコールセンターで働き始めましたが対策を取ってもらえず、倦怠感があれば休むようにしていたら雇い止めにあいました。救って下さい

Q:コールセンター勤務です。パソコンやヘッドセットは使い回し、人との距離も近く何時間もしゃべりっぱなし。クラスター発生しているし不安しかない
感染症対策を職場がしてくれないと。各業界が感染症対策の指針を作っていることですが、(コールセンターなど3密が懸念される職場で)なかなか守ってくれない職場がある。これに対して行政と手助けできますか。

■秋元市長の回答
A:それぞれの業態でガイドラインを作っていらっしゃいます。実は札幌市内も80社ほどコールセンターがあり、そこにもどういう手だてをとっていますか、というアンケートをしました。するとアルコールの消毒だとかあるいは換気というようなところは、結構されているようです。しかし例えばその席の間の仕切りをするとか、そこまでは取り組まれていないところが多い、ということが分かりました。なので例えば、執務室をいろいろ改修をするというようなことに支援をしていきたいと思っています。

■野村アナから追加で質問
Q:支援というのは、具体的には?例えば労働相談の窓口などに、労働者の方が来て「守ってくれないか」という相談があった場合、行政として何をしてくれますか?

■秋元市長の回答
A:それぞれの雇用主事業主の方に、労基署などとも相談をしながら、国の機関と連携しながら守っていただく、そういったことに取り組んでいければと思います。

■みなさんからの声

Q:暮らしの投稿の中で関心が高かったのが生活に密接な医療の話。「コロナの院内感染が恐怖で、病院に行きたくない。特に子供たちなどの感染症予防のため、通院時のコロナの院内感染の解決策を調べてほしい」といった声。高齢の方は、なかなかオンラインで診察しろといわれても難しいという部分もあると思うのですが、市としてはどんなことを考えていらっしゃいますか。

■秋元市長の回答
A:やはり今それぞれ各家庭のお医者さんがお電話で対応いただいている状況がありますのでお電話であれば高齢者のご高齢の方も使われると思いますのでぜひ普段使われているお医者さんに電話で相談をしていただく。そうするとお薬を送っていただくというようなことも可能だというふうに思います。

■みなさんからの声

Q:「夏場の間に対策をしっかりやって。北海道は、秋の訪れが早くこの時期からインフルエンザが流行り、コロナが加わると大混乱に見舞われます。」北海道では全国に先駆けて苦い経験をしていますが、それを何を教訓にして第三波に備えますか?

■秋元市長の回答
A:やはり一番は、感染者の確認がされたときに、いち早く調査を素早くやって、広範囲にできるだけ接触した可能性のある方を検査して、さらに拡大をさせていかない、クラスターなどの集団感染を起こさないということが重要だと。札幌の病院ですとかそういったところに集団感染が起きてしまって、その後が大変だったという記憶があります。なので早めに広がらないようにすることが一番重要なことです。

■野村アナから追加で質問
Q:これまでの経験を踏まえて検証が進んでいるのでしょうか?

■秋元市長の回答
A:完全な検証というところはこれからしていかなきゃいけないです。実はこのコロナウイルスの発症する前に、どうも感染を広げているということがわかってきました。最初のうちは発熱ですとか、何らかの症状のある方でその方が接触した人どういう行動をとったのかを調べてきたんですけど、今は二日前からどういう行動で、どこに行かれて、どういう人と接触したのかを調べて検査をするということになりました。そういう意味では最初の頃にはわからなかった事柄が今分かってきてそれに対策を取れるという状況になってきています。

■みなさんからの声

Q:秋元市長に質問です。条件無しで普通に札幌に行けるのはいつごろになりますか

■秋元市長の回答
A:鈴木知事と、札幌との移動は少し慎重にということで、順調に行けば6月18日以降は今の感染状況が収まっていれば、通常の移動に入っていけると思っています。

■皆様からの声

Q:「介護老健施設の看護師です。他の施設で死者が多数出て心を痛めています。高齢者と現場の職員が犠牲になっています。札幌市の対応に怒りが収まりません」といった声がありますがこの声にはどう受け止められますか?

■秋元市長の回答
A:非常に現場の皆さんもご苦労されていて、今、陽性の方、陰性の方に分けてお元気な方も残っていただいていますけど、それ以外の方は入院が出来るような状態になりましたので、非常に改善されてきているというふうに思います。しかし、まだまだ油断ができない状況です。老健施設を含めてですが、慣れない感染が起こってしまった原因は分析され、しっかり検証はこれからしていかなきゃいけないと思います。しかし入所されている方は移動しませんので、従事されている方、あるいは外から入ってきた方から感染がされています。感染が分かった時点で、広がらないようにしていくということが重要だと思います。

★みなさんから寄せられた声

・札幌市の感染者数はなかなか減らず気持ちが落ち込みます。感染者の行動をプライバシーを守りながら発表して頂けたら、参考になり不安も解消される。

・第三波は阻止してください。空港、港、函館駅、来道者全員に抗原検査をしてください。来年のオリンピックを見据え、よろしくお願いします。

・大学4年生の子供が就職活動できません。札幌市として、就職の支援はどうお考えでしょう?

・ひとり親世帯はもともと収入が低く、子どもの休校で収入は減り大変厳しいです。食費・光熱費の負担も増えています。家庭への支援にも目を向けて。

・職場が休業になり生活に困っているひとり親です。休校等で、子育て世代は大打撃をうけているのに札幌市として支援がないのはなぜ?先が見えません。

・私はシングルマザーですが、収入が減少している事を気にして高校生の息子は、食事回数を減らしています。母子父子家庭に北海道独自の政策は?

・発達障害がある高校1年の息子と2人暮らしです。私が感染したら息子は一人、職場にも迷惑をかけてしまうとメンタル維持に困っています。

・シングルマザーです。短時間しか働けなく給料が少ない人間にとって、休業は生きるか死ぬかの選択。子供にお腹いっぱいご飯食べさせたいんです。

・コールセンターで契約社員をしていますが、人が密集しています。休業にして、賃金の保障をしてもらいたい。

・コールセンターに勤務しています。会社は対策万全!と書いていますが、人を増やし密にしているような状態。札幌市長としてどう対応を考えているのか。

・今年からコールセンターで働き始めましたが対策を取ってもらえず、倦怠感があれば休むようにしていたら雇い止めにあいました。救って下さい。

・コールセンター勤務です。パソコンやヘッドセットは使い回し、人との距離も近く何時間もしゃべりっぱなし。クラスター発生しているし不安しかない。

・タクシーの乗務員です。収入が一気に減りました。特別貯蓄も無く個人で収入が著しく減った場合の支援策って何かありますか?

・教育関係の仕事に非正規で従事しています。休校に伴い収入はゼロ。子どもがおり支出がかさみます。札幌市の支援を強く求めます

・コロナの院内感染が恐怖で、病院に行きたくない。特に子供たちなどの感染症予防のため 通院時のコロナの院内感染の解決策を調べてほしいです

・夏場の間に対策をしっかりやって。北海道は、秋の訪れが早くこの時期からインフルエンザが流行り、コロナが加わると大混乱に見舞われます。
・多くの一人親が収入を失い苦しい生活を強いられている現状を知ってほしい。ひとり親世帯は非正規の方が多い。シングルマザーの方が4割を超えていて、3月から収入がなくなってしまったというような方もいる。きちんと3食を子どもに食べさせられないなど、自分の努力だけではどうにもできない状態にまで来ている方もたくさんいますので、公的な支援がお願いしたい。(VTR中より)


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