NHK札幌放送局

フィンランドに行ってきました!

道南web

2022年12月22日(木)午後4時25分 更新

サンタクロースのふるさととして知られるフィンランド。本場のクリスマスはどんな様子か!?本物のサンタクロースに加え、トナカイ、オーロラなどなど。 クリスマスシーズンのフィンランドを伝える中継番組でリポーターを担当してきました。  

海外から生中継!!フィンランドに行ってきました。
12月17日 BS4K・BSPで放送のヨーロッパ街角中継でリポーターを担当し、
フィンランドのロヴァニエミに行ってきました。

まるで何かの観測隊のような雰囲気ですが
中継のリハーサルをしているクルーです。

気温は連日マイナス15度くらい。
防寒対策をばっちりしても厳しい冷え込みです。

ただその寒さを忘れさせる素晴らしい体験をしてきたので
皆さんにもお伝えしたいと思います。

サンタさんありがとう!子どもの頃の御礼を伝えてきました!

フィンランドの首都ヘルシンキから北へおよそ800キロ。
飛行機で1時間半ほどの町ロヴァニエミ。(東京~函館間くらいです)
ここにサンタクロース村があります。

サンタ村にはサンタクロースが仕事をするサンタオフィスがあり。
ここでサンタクロースと面会をすることができます!

まさか本物のサンタクロースに出会える日がくるなんて!!

サンタクロースに、
「小さい頃、色々なゲームソフトをくれてありがとう!」と伝えてきました。
子どものころは、よく窓から庭にむかって「サンタさん、○○が欲しいです」とお願いしていました。
25日の朝、枕元のプレゼントをみた瞬間、心が温かくなる感覚は忘れられません。
サンタさんは私に
「君の家によくいったことを思い出す。煙突はなかったから苦労したんだ、
今度は君の子どもにプレゼントを届けにいくから、その時はよろしくね。」
と答えてくれました。

サンタのオフィスがあるロヴァニエミ ステキな出会いがたくさん

ロヴァニエミにはクリスマスに活躍するトナカイもたくさんいます!

ロヴァニエミの人口が6万人ほどの中、トナカイは約1万5000頭いるそう

写真は北欧に住む先住民族サーミの女性で、トナカイと共に暮らすラウナ・メルックさんです。 
とても丁寧に地元のことやトナカイのことを教えてくれました。

こちらはオーロラハンターのアキ・ミッコラさん
日本にもSNSのフォロワーがたくさんいて、
生中継中にも日本からメッセージがとどきました。
「オーロラをみた人たちは人生観が変わったという。その瞬間に導けることが幸せ」
コメントがかっこよすぎです!!

そしてお邪魔したのはマリア・ライニオさんファミリー。

フィンランドのご家庭がクリスマスをどう過ごすのかを聞いてきました。
静かに、ゆっくり長く家族と過ごし、1年を振り返る
そんな穏やかな一日だそうです。

「寒い冬に暖かな1日があるのがよいんです。」とマリアさん
フィンランドの皆さんのコメントは本当におしゃれ。
私…見習わなくては(汗~)

うつくしい!おいしい!フィンランド

フィンランドで感じたこととしてお伝えしたいのが
室内、空間のデザインが美しいということ。

写真はヘルシンキの空港です。
照明器具などがおしゃれだなと思いました

そして、パン、スイーツ、コーヒーがおいしい

こう感じたことをフィンランドの人に伝えると

「フィンランドは特に冬、寒くて日照時間が3時間くらいしかなくなるので
家で過ごす時間が長くなります。
ゆえに家でいかに楽しく過ごせるかをずっと考えてきたんです。
だから室内空間は美しく、ティータイムにおいしいものが並ぶんだと思いますよ。」

と答えてくれました。

うーん、納得。気候がその土地の文化をつくるのかな…

最後は
サンタ村の美しい夜のイルミネーションの写真を一枚!

それでは皆さんも良いクリスマスを!

三平泰丈がかいた記事はこちら
いまオシ!な道南スポット

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