道南各地にある道の駅の魅力を紹介する「ぐるっと道南 道の駅」。
鹿部町の道の駅「しかべ間歇泉(かんけつせん)公園」には“軽石”を使って作るイチオシの干物があるとか。
どんなものか、ワクワクしますね!
足湯に入りながら、間歇泉を楽しむ!

道の駅に近づくと、なんだかいい香りが・・・・。

じつは足湯が楽しめる道の駅なんです!
間歇泉の他にもイチオシの特産品が…!?
道の駅で働く池野恵利華さんにイチオシの特産品を聞いてみると…

池野恵利華さん(道の駅 スタッフ)
「“軽石干し”です。魚ってこんなにうまみがあるんだって本当に思いまして。やわらかくて、本当にふっくらしているお魚ですね。」
“軽石干し”って何? 製造現場へお邪魔しました

“軽石干し”を生産している船橋敦子さんにどのように作るのか聞いてみました。

“軽石干し”には鹿部町の軽石を使うそうです。

鹿部町は昭和4年に起こった駒ヶ岳の噴火の影響で、軽石が多く堆積している土地なのです。
驚きのアイデアで生み出しのが、軽石で魚の干物を作るその名も“軽石干し”!

船橋敦子さん(軽石干し 生産者)
「わたしたちは軽石の上で生活しているんですけれども、この軽石を何とか生かしたい。水はけがいいんですよ、そこを生かして特産品が作れないかなって。」
“軽石干し” 気になる作り方は?

まず、小さな軽石を敷き詰めたら、キッチンペーパーを敷き、塩をまぶします。

魚のうまみが引き立つよう、塩加減はちょっと控えめだそうです。

次に、水分を通す浸水性のセロハンを敷き、主役のホッケを乗せます。
魚を乗せたら、今度は逆の順番で、セロハンとペーパーをかぶせていきます。

最後に、軽石をたっぷりと乗せて上下ではさみます。
こうすることで、軽石が水分を吸い取る役目をします。

約5℃の保冷庫で一日寝かせると・・・。

軽石が程よく水分を吸い取る役目をして、ふっくらとした仕上がりの“軽石干し”の完成です!
船橋敦子さん(軽石干し 生産者)
「焼いて食べたら大変いいですよ、食感が。頭の上からしっぽの先までふっくらなんですよ。」
鹿部の道の駅では、そのほかにも間歇泉の熱を利用した人気商品があります!
“蒸しがき”

特産品の“たらこ”

“たこうどん”(タコを細長く伸ばし、茹でて食べる)


道の駅“しかべ間歇泉公園”
「温泉も楽しめる鹿部道の駅、身体も心も“ぽかぽか”なれるよう、笑顔で皆様をお待ちしていま~す!」
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