NHK札幌放送局

サケと共に生きる人たち〜標津町〜

ぶらりみてある記

2021年5月14日(金)午後3時16分 更新

5月15日のおはよう北海道土曜プラスのぶらりみてある記は、標津町。サケの聖地として有名な町で、さらなる魅力に触れてきました。国内最大のサケの水族館、サケと深い関わりのある標津遺跡群などを旅しました。
(釧路放送局 尼子佑佳)

日本最大のサケの展示施設「標津サーモン科学館」

施設では約30種類ものサケの仲間を見ることができます。それらを案内してくれたのは仁科斎さん。施設内の一番大きな水槽には、飼育員さんが漁師さんと一緒に船に乗って持ってきた、その時期ならではの魚が約200匹も泳いでいるんだそう。さらに私がびっくりしたのは、いつも私達が食べているサケ、実は同じ種類ではないそうなんです!仁科さんは「サケはとても身近なのにあまり知られていない魚。もっとサケのことを知って、サケ好きの人が増えてくれたらうれしい」と話していました。

標津サーモン科学館 飼育員 仁科 斎さん

さらにこの施設では、地元の小学生にサケの生態について教えています。2年生でサケの稚魚を育て、3年生で放流。4年生でサケについての展示物を作り、5年生はサケの産卵観察。そして集大成の6年生では、サケの人工授精をします。そのサケの卵を、2年生が育てるという循環になっています。施設担当者の西尾朋高さんは「こういった体験を通して、改めてサケがすごい魚だと見直しもらい、標津町を振り返るきっかけにもなれば」と言っていました。

標津サーモン科学館 副館長 西尾 朋高さん


鮭の歴史を巡るツアー

標津のサケの歴史は約1万年前から。そんな歴史に触れることのできる場所を、井南進さんに案内していただきました。まず訪れたのは、日本最大規模の竪穴住居群を見られる標津遺跡群。その中のカリカリウス遺跡で、たくさんの住居跡のくぼみや、石で作られた囲炉裏の跡を見ることができました。またその近くには、当時の人たちが生活に使用していたと思われるポー川があり、その川をカヌーで巡りました。当時の情景を想像しながら乗るカヌーは一味違う体験になりました。

標津町観光ガイド協会 井南 進さん たち

今も昔も変わらず、サケを愛する方々の思いに触れた旅でした。

放送予定
5月15日午前7時30分
おはよう北海道土曜プラス ぶらりみてある記 


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