NHK札幌放送局

帯広市がにぎわい計画 #ナットクとかち

十勝チャンネル

2019年12月26日(木)午後3時19分 更新

今月4日の「もやカフェ」でも話題になった帯広市中心部をめぐる新たな動きです。帯広市は、平日昼間の歩行者を1000人増やす50のプランをリストアップしました。

帯広市 "人通りを1000人増やしたい”
帯広市が検討しているのが、中心部ににぎわいを取り戻そうという5年間の計画です。来年度から始まるこの計画の目標は、平日昼間の歩行者を2024年には1万4800人にすること。昨年度より1000人あまり増やそうというのです。

 魅力とにぎわい「ない」が73.9%
市の危機感のもとは、去年4月から5月に実施した市民アンケートです。中心市街地に「魅力とにぎわいがある」と回答した市民は、「そう思う」と「ややそう思う」をあわせても24.1%でした。
これに対して「そう思わない」と「あまりそう思わない」は、あわせて73.9%にのぼったのです。

50項目をリストアップ
これまでも市は中心部の活性化に取り組んできました。このため計画には継続事業を中心に50項目の取り組みがリストアップされました。
主な取り組みの1つが西3条10丁目の再開発。ホテルや商業施設などが入る新しい複合施設を建設することを目指しています。
計画には民間が独自に進めて、すでに成果を出している取り組みも盛り込まれています。その1つが、ホテルヌプカによる取り組みです。中心部を馬車でまわる馬車BARも盛り込まれています。

人と人をつなぐ場所があること
ホテルヌプカの総支配人・坂口琴美さんは「日中に街の中に立ち寄れる場所がないことが気にかかっていた」と話します。そうしたもやもやへの答えのひとつがホテル1階のロビーでした。
薪ストーブとその前に配置されたソファーがあるロビー部分と、カウンターや津テーブルがあるカフェスペースは、境目なくつながっていて、旅行者もカフェの利用者も自然に隣り合わせにくつろげます。
宿泊者のためだけではなく、「地元に住む人」と「旅行者」が交わる場所になることで、人を集めたり、魅力を発信したりすることができます。街なかの新たなコミュニティを作る核になることを目指しています。

高校生の居場所づくりという視点は?
今月4日のもやカフェでは、高校生から中心部に集まる場がほしいという声があがりました。坂口さんに聞いてみると・・・。

ホテルヌプカ総支配人 坂口琴美さん
坂口さん
「高校生たちが集まる場をつくることが大事だと意識を持ち始めることはこれまでなかった。高校生や中学生たちが行きやすい場所を作っていこうという声を、誰かが発し始める必要はあるかもしれない」

2019年12月24日放送

取材した佐藤記者は
十勝で高校時代を過ごした坂口さん。「高校生時代は何をするでもなく、友達と一緒に時間を過ごしたことが、一番役に立った」と振り返ります。自分自身の高校時代を思い出して、その通りだと納得しました。先日の「もやカフェ」での高校生の声は、わたしたち大人が考える以上に切実な問題かもしれません。
ただ、現実的には多くの高校生は街づくりに意見を言う機会はほとんどありません。
"若者が街に来ない”と嘆く前に、若者たちの声やアイデアに耳を傾け、一緒に考えてみる"
活性化の妙案を探る1つのカギになるかもしれません。2024年には、成人になっている今の高校生たちに、中心部を闊歩してもらうためにも。

ご意見募集!

中心部の活性化。皆さんはどんなアイデアをお持ちでしょうか?ぜひ投稿をお寄せ下さい。高校生や中学生からの投稿もお待ちしています。

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