NHK札幌放送局

ひるナマトークSP 「レトロな路地裏の魅力」

ひるナマ放送記録

2020年12月21日(月)午後3時59分 更新

ゲストは、挿絵画家 松本浦(まつもと・うら)さん。

路地裏の懐かしい風景や建物のスケッチなどを手がける挿絵画家の松本浦さん。毎年恒例になっている カレンダー作りについてお話しいただきました。今年は、遠出ができない状況でしたが、札幌を題材に近場で、 なじみある路地裏を散策しながら描いたそうです。カレンダーは16年前から毎年制作していて、札幌の街も レトロな風景や味のある建物も、だんだん少なくなっていますが、毎回視点を変えるなど工夫して、描くと おもしろいと感じたそうです。

松本さんは、室蘭出身。子どもの頃から絵を描き始めて、30年以上のキャリアがあります。現在、新聞や雑誌の挿絵を連載中です。そして、ライフワークとしているのが、道内や全国の懐かしい路地裏の風景や建物の水彩スケッチです。年間に200枚描くことを目標に、3000枚以上描いているそうです。
ライブ感を大切にスケッチしているため、下書きから彩色までその場で完成させます。カレンダーはA4サイズで、洋書の単行本などに使われるちょっと安めの紙をあえて使っています。そうすることで、色合いにレトロっぽさがでると言います。今回は「老舗の札幌」をテーマに制作したということです。

カレンダーの1月2月のスケッチは、雪景色の中に木造の建物を描きました。これは、札幌の南3条西7丁目にある「靴修理の専門店」の冬の朝を描きました。戦前から営業している老舗で、この場所でも、昭和21年からもう70年ほど続いています。このスケッチで描きたかったのは、時代を感じる建物と手前にある「電柱と信号機」のギャップ。建物は変わらないのに周りが変化していく様子を信号機で表現しました。

7月、8月は「新通り市場の青果店」です。電車通りにある商店街の顔として活気のあったお店です。実は、カレンダーにすることを伝えに行くと、移転する話を聞いて残念な気持ちになったそうです。松本さんは、スケッチは「タイムレース」だと考えています。描くのが早いのか、建物が壊されるのが先か。昔のたたずまいの時間を切り取るのが、松本さんのスケッチなんです。

続いて、11月12月のスケッチは、居酒屋を描きました。松本さんもよく立ち寄った店。サラリーマンの味方として60年以上つづく有名店です。赤提灯が灯っている夜のお店を描いたもの建物が、一番活気づく時間を切り取りたいと思ったからです。そこに暮らす人や、行き交う人を感じてほしくて描きました。街並みは、変わっていくもので、それは、時代の流れ。そこで、ゆっくり時間が流れているような路地裏に安らぎを感じることが魅力と語っていました。    

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