NHK札幌放送局

札幌山の手高校 全国の舞台で躍進を 全国高校駅伝

ほっとスポーツプラス

2021年12月21日(火)午後3時24分 更新

師走の京都を舞台に高校生ランナーがたすきをつなぐ「全国高校駅伝」が12月26日に行われます。男子の北海道代表、札幌山の手高校は3年連続13回目の出場です。選手たちの大会にかける思いに迫りました。(札幌放送局 櫻澤健太)

テーマは雲外“走”天

札幌山の手高校はことし10月に行われた北海道大会で優勝し、3年連続で都大路への出場を決めました。選手たちが毎年決めているチームのテーマ、ことしは『雲外“走”天』です。
このテーマには、努力を重ねていけば、いずれは雲を抜けていいことが待っているという意味が込められています。

3年生でエースの本間君那選手は「みんな努力して北海道大会も勝って、都大路の切符も取れて雲の上を抜けたというテーマ通りのチームになってきている」と手応えを感じています。

“歴代最弱”を返上したい

全国への切符を手にした札幌山の手ですが、ことしのチームは発足当初、走力のある選手が少ないことから「歴代最弱の世代」と言われてきました。

本間選手たち3年生は、ミーティングを行って、「最弱とは言わせないように頑張ろう」と気持ちをひとつにしていたと言います。

最弱と言われた悔しさを胸に努力を重ねてきました。

本間 君那選手
「毎回練習では、先頭でできるだけ、みんなを引っ張ったり、レースでは絶対にあきらめないようにやってきた。やるときはやるチームだ」

最速の留学生に

都大路への思いを特に強く持っている選手がケニアからの留学生、キンヤンジュイ・パトリック選手です。1年生の時から全国の舞台を経験してきました。

去年の大会では、ほかのチームの留学生も出場する3区を走りました。
しかし、結果は区間10位と悔しいレースになりました。

「チームの勝利に貢献したい」と人一倍練習に取り組み、夏の全国高校総体の5000mでは2位に入り、全国屈指の留学生に成長しました。

キンヤンジュイ・パトリック選手
「去年の全国高校駅伝のリベンジがある。ことしは区間賞を取りたい」

強みは“真面目さ”

チームを率いる梶山一樹監督はことしのチームを“とにかく真面目”と評します。

選手たちは真面目な性格が故に常に全力で練習に取り組むため、当初はけがをしてしまう選手も多かったと言います。

それでも、その真剣に取り組む姿勢こそがことしのチームの最大の強みだと言います。

梶山 一樹監督
「真面目なので、何かやってくれるかなって、全国大会が楽しみ。その真面目さにかけたい。最弱から最強になるかもしれない」


いざ全国へ

夢の舞台を目指して努力を重ねてきた選手たち。最弱と言われた世代が都大路で意地を見せます。

《取材後記》
取材に訪れた日、天気は雪でした。練習場所は、屋内の競技場。全国大会を控える選手たちにとって決して最適な環境とは言えません。その中でも、黙々と練習に打ち込む選手たちの姿が印象的でした。ひたむきな努力でつかんだ都大路で、輝いてほしいと思います。

2021年12月21日

全国高校駅伝の出場校紹介や放送スケジュールは、こちらの特設サイトでどうぞ



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