3月26日のおはよう北海道土曜プラス、ぶらりみてある記は美唄市。
およそ2万人が暮らす農業が盛んな町です。雪の多い美唄市で、春の訪れをワクワクしながら待っているみなさんに出会いました。
(札幌局 佐々木愛英)
まだ雪深い市一番の観光スポット
まず訪ねたのは、宮島沼。気軽に野鳥を観察できるため、全国から愛好家が集まります。
しかし、まだ沼は雪に覆われて鳥の姿はなかなか見当たりません。
それでも宮島沼水鳥・湿地センターの加藤さんと探しているうちに、上空にやってきたマガンを見ることができました。春になると、およそ6万羽のマガンがやってきて、沼はにぎわうんです。


外での練習を待ちわびる独立リーグの野球選手たち
春を待ちわびている人はこちらにも。野球の独立リーグの選手のみなさんです。チーム名は美唄ブラックダイヤモンズ。冬の間は室内のトレーニングで体づくりをしています。
毎年この時期の恒例が、春いち早く土の上での練習を再開するための雪割りの作業です。
雪がなくなって、球場で練習できる日を楽しみにしていました。

雪で寝かせた野菜で作る乾燥野菜
まだ雪が残る畑で作業をしている農家の女性たちがいました。
掘り起こしていたのは、大根。風味が増して一番おいしくなるこの時期まで、雪の下で寝かせていたと言います。皆さんその大根を乾燥野菜に加工しています。おいしさを閉じ込めていつでも手軽に食べられるんです。

放送予定
3月26日(土)午前7時30分
おはよう北海道土曜プラス
ぶらりみてある記