7月1日のおはよう北海道土曜日プラスのぶらりみてある記は、えりも町です。
今回の旅のテーマは、「コンブ」!
実はえりも町は、日高コンブの水揚げ量全国1位なんです。
7月からコンブ漁の最盛期を迎えるえりも町で、一味違ったコンブ尽くしの旅をしてきましたよ~!(札幌局 福光瞳)
えりもの大自然を満喫!コンブボートクルーズ♪
まず目に飛び込んできたのは、いたるところに干されたたくさんのコンブ!

コンブの香りが風に乗ってふわっと漂ってきます。
歩いて海のほうに向かうと、コンブ漁師歴27年の村田裕昭さんが出迎えてくれました。

えりも町では、コンブ漁船で近海を周遊するツアー、その名も“コンブボートクルーズ”が行われています。予約制で、誰でも参加可能となっています。
大事なのは、天候!天気の良ければ出航できます。
この日は無事に出航できました♪幸先の良いスタートです✨

出航してすぐに、水面に揺れるコンブを発見!海中にもコンブがびっしり!

これから漁の最盛期に向けてより大きく成長するそうです。
コンブボートクルーズ、コンブを見られるだけではありません!
なんと、アザラシの大群に遭遇👀✨

ゼニガタアザラシが、700~800頭ほどが暮らしているんだそう。
泳ぐアザラシ、岩の上でのんびりするアザラシ、ほのぼのする光景。
コンブボートクルーズで体験する大自然に癒されました~💗
コンブを味わう♪
続いては、漁の最盛期を迎えるコンブを味わいますよ~!
17年前に廃校になった小中学校を利用したレストランです🍽

迎えてくれた田中さん夫婦。
夜は洋食屋を営んでいて、昼間はここで働いているそうです。

このレストランで自慢のメニューがこちら!!!

衣にコンブをふんだんにまとわせた、コンブ唐揚げ♪
新触感、ごちそうさまでした✨
世界に羽ばたくコンブアート!?
最後は、コンブで世界に羽ばたいたという人のところへ訪ねました。
たどり着いたのは、「こんぶ屋」と看板があるお店。

おじゃますると、〝コンブ巻き職人〟の桑折廣幸さんがコンブ巻きを煮ているところでした♪

コンブを巻いて45年の桑折さん。
17年前に「北海道らしい食づくり名人」に認定されています👀✨
桑折さんのこだわりは、中に入れる具!北海道産にこだわっています。
この日は、えりもで獲れたブリを巻いていました🐟

ただ、桑折さん、世界に羽ばたいたのは、コンブ巻きではないんです!

お店の裏にある美術館。中に入ると、たくさんの絵が展示されていました✨
よーく見ると、この絵、コンブを入れる段ボールに描かれているんです👀!!!

趣味で始めた作品は、次第に評判を呼び、芸術の都・パリでも展示されました。

北海道産の食材でコンブ巻きを作り、北海道で実際に見た景色を段ボールアートで作る。
コンブ巻きと段ボールアートを通して桑折さんが伝えたいのは、北海道のすばらしさだと言います。
コンブ、コンブ、コンブ!
コンブ尽くしで、大自然、食、アートに出会い、そこに携わる方の思いに触れた旅でした♪
ぜひ、放送をご覧ください🌷
おまけ
実は私・福光は、前任の長崎で魚をさばけるようになりました!
ということで、えりもで獲れたサクラマスをさばいて、コンブボートクルーズの皆さんと堪能しました✨その様子もお伝えします!

7月1日(土)午前7時30分
おはよう北海道土曜プラス
ぶらりみてある記