10月14日午後9時過ぎ、札幌市南区の硬石山近くの石山1条7丁目で、札幌市がヒグマ警戒用に設置したモニターにクマ1頭が映っているのが確認されました。周辺では道が「ヒグマ注意報」を出して注意を呼びかけています。
映っていたクマは体長およそ1メートルとみられ、9月29日にも同じ場所で体長1メートルほどのクマの目撃情報がありました。
近くには住宅街もあることから、警察が付近のパトロールを強化しているほか、札幌市は15日、現地を調べることにしています。
現場の硬石山の近くでは、10月下旬以降、クマの目撃や足跡などの情報が相次いでいて、道が10月7日に「ヒグマ注意報」を出していました。
ヒグマ注意報
市街地付近以外で人への被害が発生したとき、または市街地付近で頻繁にクマが出没するなどして人への被害が懸念されるときに発表される。今回の注意報の期間は11月6日までの予定
対象の地域について道は
- ヒグマを目撃したらゆっくりと距離をとり静かにその場を離れること
- 餌になるゴミなどを放置しないこと
- 山に出かけるときはヒグマの出没情報を確認すること
などを呼びかけています。
ヒグマ情報 #ヒグマ
北海道のヒグマ関連の情報をまとめています。
ヒグマカメラ
札幌周辺部のヒグマの生息エリアを定点で記録しています。タヌキ・エゾシカ・ヒグマがレンズの前に現れています。