NHK札幌放送局

シラベルカ#25 水道民営化って何ですか?

シラベルカ

2020年10月9日(金)午後3時19分 更新

みなさんの疑問を調べるシラベルカ! 今回は、生活に欠かせない「水」がテーマです。最近、聞くようになった水道民営化を調べはじると、「道内の水道料金」のデータに驚くことに…!? 

さっそく取材チームの兼清光太郎記者が向かったのは、札幌市にお住まいの今回の投稿者のもとです。

投稿者の鈴木さん
「何年か前に法律が変わったというニュースを聞いたことがあったんです」
「民営化すると料金が上がるのではないかとか、水道の質が悪くなるんじゃないかとか…」

たしかに「水道の民営化」が何年か前にニュースになりましたね。その後、北海道に暮らす私たちに影響はあったんでしょうか。気になります。

改正水道法で、いわゆる「民営化」が可能に

2018年に水道法が改正され、「自治体が水道事業の運営権を民間事業者に売却できる」ようになったのです。このことがいわゆる「民営化」と呼ばれています。

当時の根本厚生労働大臣は記者団に向けて、法改正をこう評価しています。 

「改正水道法の成立によって、水道管の老朽化や、人口減少による水の需要の低下といった課題を克服し、将来にわたって、安全な水を安定的に供給するための制度が整備された」

北海道が上位を独占… 衝撃の「水道料金」

インフラの老朽化や人口減少といえば、北海道は課題先進地です。
私たちは、水道事業の状況が厳しいであろう自治体を探すため、この資料を取り寄せました。
日本水道協会が発行している「水道料金表」です。

この資料を読み進めていくと、予想はしていたものの、北海道の現実に衝撃を受けました。
こちらは「全国」の水道料金を高い順に並べたものです。

水道料金(20㎥あたり)
1 夕張市(北海道) 6841円
2 由仁町(北海道) 6379円
3 羅臼町(北海道) 6360円
4 江差町(北海道) 6264円
4 上天草市大矢野地区(熊本県) 6264円 

なんと、上位を独占…。

現地取材開始!

取材チームでは手分けをして、これらの自治体を取材することにしました。
ディレクターは、3位の羅臼町へ。すると、民間の力を借りることを「断念」せざるをえないほどの厳しい現実が見えてきました。

記者は、1位の夕張市へ(こちらは、現在ロケ中です)。 

私たちの暮らしに欠かせない水道は、いま、どうなっているのか。

10月12日(月)のほっとニュース北海道の報告をぜひご覧ください!

2020年10月9日

投稿はこちらから

シラベルカ トップページへ

関連情報

★おまけ 番組制作チームより

シラベルカ

2020年6月5日(金)午後2時51分 更新

8歳の男の子から質問 #シラベルカ

シラベルカ

2020年3月27日(金)午後8時01分 更新

シラベルカ#10 政府配布の布マスク 皆さんは使っています…

シラベルカ

2020年6月5日(金)午後4時19分 更新

上に戻る