NHK札幌放送局

十勝の魅力再発見!サウナで十勝をPR #ナットクとかち

十勝チャンネル

2020年9月2日(水)午後5時15分 更新

 「ナットク!とかちch」は視聴者のみなさんからの投稿や意見をもとに取材を進めています。今回は、「十勝の魅力再発見!」をテーマに、「サウナ」についてお届けします。

ナットク!とかちchでは、2020年1月、十勝のみなさんから「地域のお悩み」を直接うかがうワークショップ「もやカフェ」を開催、「地元では当たり前にも感じられる十勝の魅力を発信することが大切だ」という意見を受けて取材を始めました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛で取材結果の放送を見送っていました。
それから半年、新型コロナの収束はまだ見通せませんが、前回に引き続き「十勝の魅力再発見!」と題してお届けします。

銭湯に引き続き…

前回お伝えしたのは、「地元では当たり前すぎ」て、十勝の外にアピールできていない魅力、「モール温泉の銭湯」でした。十勝では銭湯価格で温泉を楽しむことができることを放送しました。

銭湯の取材を進めていく中で、気になったのが、十勝の銭湯のほとんどに設備されているサウナでした。わたくし、原祢は、大のサウナ好き。休日の大半をサウナで過ごしています。十勝のサウナが今「熱い」との噂も聞いていました。
銭湯だけでなく、サウナも実は十勝を発信する鍵ではないのか? そんな問題意識を抱え、記者として「十勝のサウナ」の扉を開けました。


十勝のサウナがいま「熱い」

十勝のサウナの「熱さ」をしめす最新の動きからご紹介します。それは、「サウナパスポート」の登場です。5つのホテルの共通利用券で、2500円の「パスポート」1枚で3か所まで利用することができます。
5つのホテルとは「森のスパリゾート 北海道ホテル」「十勝ガーデンズホテル」「プレミアホテル CABIN 帯広」「十勝川温泉 観月苑」「サホロリゾートホテル」。いずれも本格的なフィンランドサウナを体験できます。
パスポートは、9月1日から、十勝サウナ協議会が、十勝観光情報センター(JR帯広駅エスタ東館2階)と各ホテルのプロントで発売を開始。こうしたサウナの共通利用券の発売は、道内で初めての試みだということです。

2021年2月28日までの期間限定販売。
「新型コロナウイルスの影響で遠出がしづらいという地域の方々に、地域にある本格サウナでリラックスしてほしい」(談:十勝サウナ協議会事務局)としています。
一方で、このサウナパスポート、心身を「ととのえる」サウナが全国的に注目を集める中で、サウナをキーワードに、十勝外からやってきた人に十勝を周遊してもらう、地域振興にもつなげることができそうです。


サウナをきっかけに自然をアピール!

サウナと十勝の自然をセットにして、観光客にアピールしようというビジネスも始まっています。

訪ねたのは、今年2月の豊頃町、十勝川河口です。この日の最低気温は-12.6度、水面が凍り付いた十勝川のほとりに「サウナ」がありました。

そこにあったのは移動式のサウナ。自動車でけん引するトレーラーの上に、木造のフィンランドサウナがのっかっていました。

移動式サウナ+冬の十勝川=!!!

なぜ、冬の十勝川にサウナなのか、これを知るためには、まずはサウナに入るしかありません。この移動サウナはまきが熱源で、到着してまきに火をつければ30分程度でサウナに入ることができます。

なかに用意されているのは、ヒシャクとおけの水。サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させれば、本格フィンランドサウナ体験「セルフロウリュ」です。
みるみるうちに滴る汗、汗、汗。十分に汗をかいたあとに待っているのが、なんと、十勝川なんです!

十勝川の水面の氷を、ドリルとやりで四角く切って、ハシゴを取り付けると、そこは「天然の水風呂」です。

~冷たいけど、気持ちいい。自然が見渡せる感じが最高~

これはまさに、十勝ならではの体験でした。

企画したムービングイン 吉岡太郎さん
「移動式サウナをきっかけに十勝の大自然の魅力を知っていただきたいです」

観光客へのアピール力は?

この日、わたくし原祢は、東京から観光にやってきたグループのサウナにお願いして体験させてもらっていました。

このグループのみなさんはSNSで知って、このサービスを選んだということ。本格サウナと窓から見える十勝の広大な冬景色について…。

東京からの観光客
「十勝以外では味わえないです。十勝の一番の魅力はこれだと思っています」

運営会社では、アルコール消毒の徹底やスタッフと利用者の接触を減らす対策などをして営業を続けています。

ムービングイン 吉岡太郎さん
「お客さまに安心してご利用いただけるような環境作りを続けていきたいなと思っております」

サウナを通して観光客や地域の人々に十勝の魅力をアピールできるか、新たな試みに注目です。


取材した原祢秀平記者は
「身近なサウナで地域振興」。
イメージが持てず、疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、取材を進めるとその可能性にどんどん引き込まれていきました。私は小学生の頃から毎週のようにサウナに通う筋金入りの「サウナ-」です。
今回の取材で、サウナストーンに水をかけて蒸気で体をあたためる本格的なフィンランド式サウナで大量に汗をかきました。そのあとに待っていたのは凍った十勝川を切り出した天然の水風呂。十勝の自然に包まれながら、取材中だということを一瞬、忘れそうになるほどでした。一方で感じたのは、十勝に住んでいる人にとって「当たり前の自然や景色」が道外の人にとって魅力ある観光資源になり得るということです。地元に住む私たちにとっても十勝の身近な自然の素晴らしさを再発見することになりうるのではないでしょうか。
サウナパスポートにも見られるような十勝のサウナの盛り上がりにも期待できます。
こんな時だからこそ、日常から少し離れて、サウナで「ととのって」みてはいかがでしょうか。

2020年9月1日放送


放送の動画はこちら


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