NHK札幌放送局

地元愛が育む!雄武町だったんそば

オホーツクチャンネル

2021年12月17日(金)午後5時30分 更新

11月19日のJIMOTO自慢は、雄武町のだったんそばについてご紹介しました。 雄武町は、全国有数のだったんそばの産地。かつて酪農に使われていた跡地などを活用しようと、9年前から本格的に栽培が始まり、現在およそ260ヘクタールの作付面積を誇ります。栽培されているのは、苦みが少なく、生活習慣病の予防に役立つとされるルチンが豊富な「満天きらり」という品種です。 地元に愛されるだったんそばの魅力について、深掘りしてきました。
(北見放送局 寺前杏香リポーター) 

“手打ちそば”で魅力発信!

雄武町のだったんそばを広めようと活動している「おうむ手打ち蕎麦の会」の皆さん。
地元のだったんそば粉を使って、そば打ちをしています。
2010年に結成。月に一回ほど集まって、そば打ち技術を高めようと研究しています。
メンバーは、元公務員や学校の先生など12人。町のイベントで手打ちそばをふるまうこともあるそうです。
会長の近江谷春夫さんは、「雄武で作られたそばを、地元の人が愛さないと普及していかないと思います。その一助になればと思い、頑張っています」と話していました。

皆さんに教えてもらいながら、わたしも人生初のそば打ちを体験!
一番難しかったのは、「菊練り」です。粉に水を加えてまとまった生地をよく練ったあと、生地に出来たしわを内側に巻き込んで菊のような形にし、中の空気と水分を出す工程です。
なかなか感覚がつかめず、きれいな菊の形になりませんでした…。経験者の皆さんの出来と比べると、一目瞭然です…笑

生地が完成したら、いよいよそばを切ります!緊張の瞬間です。
記念すべき1刀目は…細すぎてしまいました笑
その後、一定の太さになるように、ちょうどいい太さを目指して切っていきますが、うどんのように太くなってしまうこともありました。経験を積んでいくと、「リズムで切る。目をつぶっていても切れるようになる」と仰っていました。素晴らしい…!
なんとか全て切り終えて、寺前作、手打ちのだったんそばが完成いたしました!

さっそく打ちたてをゆでていただき試食。かつて「苦そば」と言われただったんそばですが、今では苦みが少ない品種に改良されています。そばの味が濃く感じられ、のどごしのよいおいしいそばでした。

だったんそばのためのつゆ?!

雄武町のだったんそばには、つゆにも秘密がありました。
町内で栽培しただったんそばを使って、そば粉を製粉している農業生産法人が乾麺を発売したところ、「このそばに合うつゆがあったらいいのに」というお客さんの声が。そこで一年ほどかけて「だったんそばに合うつゆ」を開発しました。地元の海で採れた利尻昆布と、サケを2か月かけてじっくりと干した“鮭節”を使った、まろやかな甘みのつゆです。
開発した農業生産法人の石井弘道社長は、「だったんそばは山で採れるものなので、つゆは海のものを活用したいと思いました。雄武町は自然豊かでおいしいものがたくさんある町なので、だったんそばを通じて町をPRしていきたい」と話していました。

どこで食べられるの?

町内の道の駅では、毎年4月から10月までの間、だったんそばを食べることができます(そのほかの時期は冬期休業)。
また、だったんそばは、雄武町のふるさと納税の返礼品にもなっています。そのほか、だったんそばで作った焼酎やコーヒー、お茶なども返礼品として扱われています。
そして、地元の観光協会では、そば打ちを体験できる観光ツアーも今後企画していくということです。
雄武町のだったんそば、今後も地元の人たちに愛されながら、ますます大きく広がっていきそうです。

2021年12月16日

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