「まちなかがこんなふうになったらいいな」、「こんなまちになったらもっと楽しく暮らせそう」――みなさんから寄せられた“私が望むまち”を紹介します。
NHKでは3月9日、みなさんの声をもとにしたトーク番組を放送しました!たくさんのメッセージ、ありがとうございました。
《再放送》放送時間が変更になりました。
3月14日(火)午前0時54分~2時9分(13日深夜)<北海道内>
※放送後、NHKプラスで配信します

蒸しだるまくんさん(40代男性・十勝地方)
旭川では百貨店跡地のテナント活用として子ども向け屋内遊戯施設が市で運営しています。街中の活性化は行政が積極的に支援する事。特に子育て世代の多くが街中に足を運ぶ魅力的な街中づくりを期待。特に広小路のホコ天化は念願。シャッターを下ろしたままの物件は街中の活性化の足枷。世代交代は活性化の一つ。応援しています。
デストロイヤーさん(30代男性・十勝地方)
帯広に大学を誘致して若者の町に!進学して帯広から離れるのを防ごう
のっぱら研究所さん(50代男性・十勝地方)
藤丸で店員の方とじっくり商品と向き合いながらの買い物は、とても贅沢な時間だったと思いました。この「文化」が無くなるかもしれないんですね。「賑わってるか」だけではなく、その向こうの本質を考えてほしいです。
古たぬきさん(74歳男性・十勝地方)
フードバレー十勝にふさわしく、産業の小豆を中心にすえて、食を観光にした街創りを十勝市町村含めて地域の垣根を越えた「食の観光客を呼び込む、おもてなしの街創り」はどうですか??藤丸はその基地として活用を考えてはどうでしょう。
かなママさん(50代女性・十勝地方)
子育てをしてきて 帯広に思うこと。雨の日は 子どもの遊び場がない。公園の設備は 素晴らしいですし 動物園もある。けれど、買い物ついでに小さな子どもを遊ばせる場所が物足りないです。北見市のパラボにある 小さな遊び場がもし藤丸さんにあれば 幼い子どもを連れた家族連れも行きやすかったのではと思います。
とんとんさん(50代女性・十勝地方)
高校生の勉強スペースも大賛成ですが、小さな子供が冬でも室内で遊べる施設(児童館のような)が街中にあると、たくさんの人々が集まり、街中の活性化になるのでは?
ももさん(40代女性・十勝地方)
街の中心部に学生が遊べる場所が少ないので、室内型の遊びながら運動が出来る施設があると嬉しい。中高生だけじゃなく、小さい子も遊べるスペースがあると親世代も来るし、カラオケやボーリング場もあれば年配の方達も利用しやすいのかなと思います。
ひさっちさん(51歳男性・帯広市)
帯広でしか買えない、名物となる食べ物を開発販売してはいかがでしょうか。それにはSNSの活用が必要不可欠です。若い世代はSNSで広めてくれますので、帯広という限られた地域ではなく、全国規模で認知度を高めることが、即効性があって良いかと思います。食に注力なさる新生藤丸さんに期待しています。
加茂さん(50代男性・十勝地方)
なぜ最盛期だったとき人は藤丸に向かったのかを再考するべきだとおもう、核になるデパートにはそこでしか見られない最先端を置くべきだと思う。とにかく、車から降りて歩いてでも行きたい場所すること、商圏を道東全域と考えれば十分に素質があると思っています。
ラッキーさん(30代女性・十勝地方)
藤丸特集について。さいか屋方式は最も理想、鹿児島市のマルヤガーデンズが道の駅的で参考になります。SDGs意識必須の中建替は非現実的。地元土建業者にしかメリット無し、中心購買層の高齢者の為最速で再開を!
観光客向けの対策ではなく、住民が満足できる街がまず必須。住民各世代に意見を聞くべきです。外向けの“地元の誇り”より、日常生活の潤いや日常の幸福感が大事です。空洞化対策はそこからです。藤丸はその象徴でした。
温泉じじいさん(60代男性・根室地方)
田舎の売りは大自然。私の住む中標津の養老牛に源泉かけ流しの天然露天風呂「からまつの湯」があります。行政はその価値に気付かず再開に後ろ向き。せっかくの観光資源が活用されず残念。
帯広まだむさん(60代女性・十勝地方)
数年前釧路へ行った時、佐藤さんの文具店寄りましたよ。素敵な商品が沢山あったので記憶にあり、カードとか買いました。今も頑張っているの知って嬉しい!また行きます!
わらびさん(49歳女性・十勝地方)
新しい藤丸は是非とも、駐車場を無料にしてほしい。以前は買い物をすれば無料だったが逆に言えば買わないと有料ということ。ぶらりと立ち寄るにはハードルが高い。十勝管内在住者は無料とかでもいいと思う。マイナンバーカードなどの公的証明書を有効利用して対応できないか。
ひさっちさん(52歳男性・帯広市)
帯広中心街に幅広い年代が集まる施設があると良いのではないでしょうか。以前はボウリング場や、カラオケなどの娯楽施設がありましたが、次々と閉店してしまい、今では19時以降、明かりが少なく暗い感じをうけます。帯広には輝きのある明るさが必要と感じました。
カッコさん(50代女性・十勝地方)
シンプルに、面白い街が人をよぶのだと思います!その為には人材育成(調理学校とコラボ等)と常に人の声を聞きながら一緒に街づくりをするなど、将来性と即効性を同時に描く事が大切だと思います。
はなさん(十勝地方)
東京や札幌まで行かなくても買える商品やお店があれば良いなと、例えばアウトレットモールだとか、コストコやIKEAなど、今年音更にオープンする無印良品もそうですが、帯広にも1件、無印良品があっても集客があると思います。後はeスポーツなど、人気があるのでは?プログラミングなど学べる学校など、若者には良いのでは?
40代男性・十勝地方
帯広の中心部で目立つには居酒屋の看板ばかり。広小路内に全国チェーンのファーストフード店やコーヒーショップが入ることで人の流れができるのでは?
Mitsumiさん(40代女性・十勝地方)
札幌大丸のキキヨコチョのような、雑貨小物お菓子や物販の、小規模集合体(北の屋台の物売りのイメージ)みたいなものがあると、新陳代謝もし易く、出店側もいきなり大きな負担もなく、楽しめるのではないかと思います。そのようなものがあると嬉しいです。
ゆめちからさん(40代男性・十勝地方)
十勝は農業王国であり食べ物とスイーツの美味しい所なのでそれを活かした物産店や飲食店などのグルメイベントを増やして欲しい!キッズコーナー、サウナ施設、娯楽施設などを作って欲しい!
大地のすずらんさん(40代女性・十勝地方)
新藤丸には、一階に釧路市の遊学館にあるような砂場を希望します。子育て世代が集まる建物にしてほしいです。あと、雨天でもイベントができるスペースもあるとよいと思います。
そして、スタッフさんのいるサンリオショップの復活を希望します!よろしくお願いいたします。
ヒロトさん(40代・十勝地方)
藤丸の跡地は、地下は駐車場か災害時の備蓄設備、地上は、キッチンカーやファーマーズマーケットの出来る公園か、デンマークのコペンハーゲン「トーベヘルネ」のように地元の美味しいモノ、モノづくりや豊かさを発信する、観光客も地元の人もアクセスしやすい、そしてオープンな光が溢れ防犯効果のある建物になったらいいです。
ぽんぽこさん(50代・十勝地方)
ミニシアターがある街に憧れます。新藤丸さんにミニシアターがあったら素敵なのになとも思います。
十勝のおーさんさん(50代男性・芽室町)
街の発信をNHKさんも含めて、小さいお店もSNSのインフルエンサーが行きやすく、取材OKな環境作りが十勝がもっと盛り上がるのではないかと思います。
にっくさん(38歳男性・十勝地方)
帯広を盛り上げるためには「まちなか」の活性化は間違いなく必要ですが、今のままでは魅力が少ないと思います。例えば、茨城県大洗町や静岡県沼津市のようにアニメとのタイアップや、地元発のVTuber事務所の立ち上げなど、サブカルチャー方面での企画などはいかがでしょうか。
ほっちさん(10代女性・帯広市)
学生が手軽に訪れることができるような飲食店が増えてほしいです!
十勝の豆さん(35歳女性・鹿追町)
もう少し札幌にあるようなお店を導入してほしい。もっと子育てしやすい街づくりをしてほしい。
かおちゃんさん(40代女性・帯広市)
若い方が多く集える場所がたくさん出来ると嬉しいです。子供の習い事の施設が街に増えると、待ち時間に親が買い物できるかもしれませんね。
ふーちゃんさん(50代女性・帯広市)
元藤丸あたりに人を呼ぶには、水族館付き道の駅~身近な魚貝クラゲマリモ…。行く所ないから魚見に行くか~っていう感じの水族館。そこから歩ける範囲を道の駅にする。車を停めた道の駅は花盛り…農産物産直。駐車場、WCは人の流れに重要。イベントではなくても、友達が遊びに来たからとぶらりと寄れる街が人の流れを作ると思います。
あかりのママさん(40代女性・十勝地方)
子供達がのびのび遊び、いろんなことを経験できるまちであるといいなと思います。市民による交響楽団、オペラ、バレエ等の芸術も盛んと聞くのでぜひ存続してほしいです。
あかりさん(9歳女性・十勝地方)
老若男女、知らない人ともすぐに仲良くなれる街
たなかさん(20代男性・帯広市)
藤丸や広小路のイメージは、お金を持っている人がいくイメージがあります。若い人は近寄りがたいなと思っています。(あくまでもイメージです)。全く広小路に行かないのですが、お祭りとかやっている時は賑わっていますが、お店に入ろうと思ったことがありません。せっかく人が集まる宣伝の機会があるのに勿体無い。人がいなくなってからも"ここよかったよね"と思ってもらえるようなお店があれば良いなと思う。そうしてもらえると街全体も良くなるのかなと思います。

ふくしまさん(31歳男性・十勝地方)
子どもたちに挑戦や出会いの機会がたくさん与えられるまちにしたい
はざまさん(60歳男性・帯広市)
藤丸が閉店して1ヶ月となりましたが、喪失感が半端ではありません。
帯広のシンボル、中心街の核であった藤丸が無くなってしまい、マチはこれからどうなってゆくのかと思うと、とても心配です。かつての街中は、欲しい物が手に入り、映画やイベント、そして美味しい食事が楽しめる皆が行きたくなる場所でした。しかし、今はどうでしょう・・・
この前の日曜日に藤丸があった西2条通りを歩いてみましたが、以前から少なくなっていた人通りがさらに減っていました。かつて、多くの人で賑わっていた時代を知っているだけに、この光景は本当に寂しい限りです。
先日の報道で、藤丸の屋号を引き継いだ新会社は現店舗を解体し、施設の建て替えを検討するということでした。しかし、その方向となれば再開は何年も先になってしまい、帯広十勝の人々が抱く藤丸への愛着と関心が薄れてしまい、街中の空洞化がさらに進んでしまうのではないかと大いに危惧しています。
前置きが長くなってしまいましたが、街中に人を呼び寄せる手立てはまだあると思います。
帯広には北海道を代表する菓子メーカーや、豚丼店、カレー店など、そのほかにもいろいろありますが、食べ物だけでも魅力的なコンテンツに溢れています。今それは各所に分散していますが、例えばそれを広小路に集約し、いわゆる「グルメストリート」として再生できないか。広小路の西2条側には六花亭があり、大通りには柳月があるので、その間を食べ物屋さんやカフェなどでつなげて「食べ歩きの街」のような空間になれば面白いかもと思います。
元公務員さん(60歳男性・帯広市)
市街中心部に日中だけ開放している大きな屋内型公園のような施設があるとうれしいです。暑さや寒さを気軽るに凌げるベースキャンプのような場所があれば、街へ足も運びやすく、そこを拠点に街の中を歩いて回ってみたいと思う人も増えるかもしれませんね。
日々の生活の中では余り意識しないことですが、厳しい暑さや寒さなどは現代でも生存への不安を潜在的に感じさせる自然条件だと思います。街の暮らしでは、住宅、車、交通機関、公共的や商業的施設など、その厳しい自然条件から一時的に逃れられる環境が私達の周囲にたくさんあり、それらを随時またはリレー的に利用できるからこそ安心して外出できるのだと思います。
札幌市は開拓の歴史の先駆け、街の発展が更なる発展を次々と呼んで大きな都市になりました。地下街や大きな地下歩道空間などは、街中の一部ではあっても冬の寒さ、積雪や凍結した路面などを気にせずに安心して歩くことができる場所です。そのような場所が傍にあると周りの屋外を歩くことへの負担感も少なくなりそうです。
帯広市の規模でそのような施設や空間造りは望めないと思いますが、寒さや暑さは耐え忍んで街中を見て回ってほしいと言うだけでは、なかなか足は向かないと思います。友人との待ち合わせや歓談、行き先や次の店を考えたり、街中を回って来て一息ついたりと、先ず特に消費目的がなくても気軽に入れる場所があると、街中を今度はどのように回って見ようかなどの想像力も刺激されるのではないでしょうか。
帯広駅南口にとかちプラザのような大きなアトリウムのある施設がありますが、帯広市の中心市街地の規模では500mも離れると遠い場所と感じてしまうかもしれません。今年1月末に閉店した藤丸さんには買い物目的でないときでも利用させていただきました。あまり旅行経験はありませんが、官民複合ビルでは山形市にある、商業施設、ホテル、映画館、保健所、市の公共施設、高校なども一体となった霞城セントラルがとても気に入りました。
とかのこさん(35歳男性・十勝地方)
これからのまちの魅力は建物やモノで表すのではなくて、人であってほしいと思います。
例えば、あのお店の人に会いたい。あの人が淹れたコーヒーを飲みたい。あの人のいる場所なら楽しい人たちが集まっているかな。そんな人たちがまちに居たら気軽に行く回数が増えて少しずつでも小さなコミュニティが出来上がって、まち全体へと広がっていくのではないでしょうか。
大きな変化も大事ですが各々の小さな場所にたくさんの馴染みの人たちが増えてまちが賑わっていくほうが、みんなで未来をつくる上で大事なことだと思います。
ぽんぽこさん(50歳・幕別町)
私は生涯学習として大学の通信教育部に在籍し、日々こつこつと学習を続けています。
通年取り組むリポートの提出や、定期的に行われる筆記試験の為に帯広図書館での資料の閲覧や勉強、図書館が閉館した後はとかちプラザのロビーで勉強するなどして来ました。
数年前になりますが、受験時期に私も試験に向けてとかちプラザのロビーで勉強していた時、外気温はマイナス8度で自動ドアが開く度に風が入りこむ寒さの中、沢山の受験生がコートを着てマフラーや手袋を着けたまま一心に勉強していました。
受験生の勤勉さに感じいると共に、国立大学も擁するこの市で夕方以降は自由に学習する場所が無いに等しい事に憤りを感じ、受験期だけでもと、図書館には駐車場に面した会議室の週末の解放、とかちプラザには暖房の適切な利用などを求めてどちらも断られた事があります。
帯広にはJICAも畜産大学もあり、国際的でアカデミックな素敵な街だと思います。
図書館に限らず、商業施設等であっても、厳寒の受験期だけでも、学生が時間やお金を気にせずに勉強が出来る場所を提供できる街であって欲しいと思っています。
大松さん(80代男性・帯広市)
「ゴーストタウン化しない街づくり」
道路に面した商店は冬になると防寒のために入り口を閉めてしまうので、雰囲気や買い物をする際に客が入りづらいなどの問題がある。欧米の街なかは教会とその広場を中心に建物が建てられ、道路沿いからの寒さを避けられる街造りになっている上に、広場では小さなイベントなどもよく開催されていて、自然と人が集まりやすくなっている。帯広もぜひそのような街造りをしてほしい。
また、ライラックやニオイヒバなどを街路樹として植え、緑と香りあふれる街になってほしい。

柏尾さん(50歳男性・十勝地方)
帯広市中心市街地の再生を目指し、"街を作る"ホテルを2016年に開業、馬車BARの運行やワーケーション推進の取組みを進めています。
明治期からの十勝開拓の商業拠点として栄えてきた帯広中心市街地。自動車社会化に伴い郊外エリアへ居住機能と商業機能が移動することがかつての賑わいは失われています。他方で、統計データ上は十勝全体の宿泊者数220万人(2019年)の約6割に当たるが約130万人が帯広市内(≒中心市街地)に宿泊しているなど、域外訪問者の重要な拠点となっている事実があります。域外訪問者にとっては、自動車での移動を要する郊外エリアは苦手な場所で、徒歩で食事から宿泊、公共交通の利用もできる中心市街地は以前有用性の高い滞在拠点です。
弊社は2022年より帯広中心市街地の将来構想と行動変容を考える会を主催し、「帯広食べ歩きまち」の構想のもと、域外訪問者の滞在拠点機能を高め、かつ観光訪問者の数を最大化していく取組みを始めています。本年は、歩行者利便増進道路(ほこみち)も活用し、「帯広食べ歩きまち」の具体化を進めていく計画です。現在開催中の「考える会」の構想は4月に報告書に取りまとめ、米沢帯広市長を始めて公的団体向けに提言を行う予定。
「(地元の人が買物に来ない)買物の街」から「全国・全世界からの人が訪れる「食べ歩きまち」への転換の取組みをご紹介いただけますと幸いです。
英輔さん(26歳男性・帯広生まれ帯広育ち東京在住)
『まち』はその地域に住む人にとってのアイデンティティの拠り所であってほしいなぁと思います。人・モノが集まる場所だからこそ生まれる色んな人・モノとの出会いや各種イベントなど、地域の人の五感全てで何かを吸収する場所であって欲しいと思います。
十勝で生まれ育った私の場合、藤丸を中心にした『まち』はお祭り等々で人が集まる場所、家族に連れて行ってもらった場所です。今後も、世代を超えて人やモノが集まり新たな出会いや思い出が生まれてその地域の人々のアイデンティティ(共通の拠り所)となる場所であって欲しいと思います。
「語ろう これからの私たちの“まち”」特設サイト
NHK帯広放送局ホームページ
NHK釧路放送局ホームページ