NHK札幌放送局

魅力づくりは小さな変化から 予告

ほっとニュース北海道

2021年2月12日(金)午後4時41分 更新

ファッションデザイナーの小野寺智美さん。7年前に富良野で起業後、出産を機に故郷十勝に拠点を移し、去年から芽室町にアトリエ兼店舗を構えて本格的に事業を再開しました。

小野寺さんがつくるのは自然素材にこだわった洋服です。受注生産を主に、在庫をもちすぎない生産を続けることで事業を継続しています。「購入した人に長く寄り添う服を作れば、その服を大切に思う気持ちが生まれ、結果として、暮らしも丁寧なものに変わるのではないかと考えているんです」と話し、モノがあふれる時代だからこその気づきと変化を起こしたいと考えています。

ことし1月。芽室町にアトリエを構えて初めてとなるブランドフォトブックを作成しました。デザインを担当したのは十勝在住のデザイナー青坂さつきさん。地元出版社に勤める28歳です。フォトブックには小野寺さんのポリシーが記されています。その中には“視線の先はいつだって自由”“どこにでもいける”など、背中を押す言葉も。

小野寺さん
「20代は仕事の責任が増したり、転職や結婚を考えたりと、さまざまな変化に悩む年齢だと思っているんです。青坂さんも含め若い世代に『自分が思い描いたものになんでもなれる。それを求めて進むべきもの。そのまま自分の好きな世界を追求して、働き方も自由に楽しく選択して進んでほしい』という思いもあります」

こうしたフォトブックは新たな仕事にもつながりました。起業支援とブランドロゴの制作です。依頼したのは、この春芽室町にオープンする「tou/tell(トウテル)」の北原博之さんと絵莉さん夫妻。100年先に誇れるお店にという目標を掲げ、体に優しい食材の計り売りや、自然素材の製品を提案する予定です。プレオープンは3月5日、6日。グランドオープンは震災から10年となる3月11日です。

小野寺さんはブランド全体のイメージや事業計画をともに練り、青坂さんは「人と人のつながりを生み出したい」という北原さんの言葉をデザインに落とし込みました。小野寺さんは「自分の経験や人脈を共有することでひとりひとりが楽しみながら地域で暮らすことができれば、自然と活気が生まれると信じている」と、今後も身の回りに小さな変化を起こし続けたいと話しています。

詳しくは2月25日(木)のほっとニュース北海道でお伝えします。

取材担当:瀬田宙大アナウンサー(札幌放送局)

チェンジ ~北海道に迫る変化~


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