旭川中心部の「さんろく街」。飲食店が多く集まるこの地域も、新型コロナの感染拡大で大きな影響を受けました。ミニ番組シリーズ「ガンバレ! 旭川さんろく街 ~コロナに負けない~」では、厳しい状況の中、生き残りをはかろうと日々奮闘する飲食店の人々の努力について伝えました。1月に放送した3つの店舗に続き、今回は2つの店舗を紹介しました。
(2022年2月撮影、2022年3月放送)
ガンバレ!さんろく街⑥「走れ!手作りキッチンカー」

旭川市内を走るキッチンカー。その場で焼き上げるスペアリブを求めて多くのお客さんがこのキッチンカーの周りに集まります。
絶品!上川産豚スペアリブの香草焼き

イタリア料理店のオーナーシェフ・早川博臣さん。新型コロナウイルスの感染拡大で店を開けることができなくなりました。そこで、自らの手でトラックを改造。キッチンカーを作り上げました。その場で焼き上げる特製スペアリブは大人気です。
「受け身」の営業スタイルはもう古い
「これまでの受け身の営業はこの時代には合っていない」と早川さん。
自家製キッチンカーは今日も旭川市内を走り回ります。

ガンバレ!旭川さんろく街⑤「昼と夜の二刀流」

旭川中心部にたたずむ居酒屋は、ランチの時間になるとスープカレー目当てのお客さんでにぎわいます。
コロナ禍で始めたランチ営業
元々は夜のみの営業でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大で夜の営業ができなくなりました。そこで始めたのが、ランチ営業。特製のたれに漬け込んだくん製チキンを使ったスープカレーが、店を切り盛りする白鳥良介さんの自信作です。

二刀流でコロナを乗り切る

現在は夜の営業も再開。昼のスープカレーと夜の居酒屋の「二刀流」で、店を守り続けています。
〈取材後記〉
今回取材したお2人はいずれも「これまでのやり方に加えて、新しいやり方で飲食の魅力を伝えていきたい」と言っていました。また、前回放送したオーナーさんたちと同じく「旭川の人たちを笑顔に」、「来てくれるお客さんのために」という思いは共通していました。旭川局では今後も、旭川のために奮闘する方々を取材していきたいと思います!
2022年4月25日 旭川局視聴者コミュニケーションプロジェクト