「ぐるっと道南 自慢のグルメウィーク」、最終日は「北斗市」です。
訪れたのは、北海道新幹線「新函館北斗駅」のすぐ隣にある複合施設「北斗市観光交流センター別館“ほっくる”」です。

2023年2月28日(火)まで、毎日午後4時~午後10時で「街路樹」「光のトンネル」「モニュメント」など、イルミネーションイベント「北斗光回廊」が行われ、美しい風景が広がっています。そのトンネルから現れたのが・・・

函館放送局の向井一弘アナウンサーと、北斗市の公式キャラクター「ずーしーほっきー」です。
新函館北斗駅の隣の複合施設!
「北斗市観光交流センター別館“ほっくる”」は、2階から上には「ホテルと天然温泉」、1階は北斗市をはじめ道南各地のお土産や特産品を扱うお店や飲食店などが集まる、複合施設です。

北斗市自慢の「ふっくりんこ」!
北斗市生まれのお米「ふっくりんこ」。毎年行われている、全国のお米の「食味コンテスト」で、最高評価の「特A」を3年連続で獲得しています。

「ふっくりんこ」の自慢に来てくれたのは、生産者でもある北斗市米穀振興会の岡田浩幸さん、
冨樫孝さん、髙橋陽一さん。

岡田浩幸さん(生産者・北斗市米穀振興会 会長)
「ふっくりんこは、お米が甘く粘り気があり、柔らかく、冷めても固くならないのでお弁当やおにぎりにも適したお米なんです。航空会社のファーストクラスの機内食にも使用されています」


道南で開発・栽培されてきた「ふっくりんこ」。当初は道南地域のみの栽培でしたが、いまでは空知など各地で栽培されています。向井一弘アナウンサーが試食します。そのお味は・・・

向井一弘アナウンサー
「粒が立っていて、香りも甘いですね。炊きたての湯気がまたいいですね、お米もつやつやしていますね、いただきます。ご飯だけでいけますね。お米が柔らかいですね」
地元の子供たちのために開発された「ふっくりんこのスイーツ」
生産者のみなさんは、このお米を地元の子どもに“知ってもらい”“誇りに思ってもらう”ために、あるスイーツを開発しました。それが、ふっくりんこの米粉を使った「ムース」です。


髙橋陽一さん(生産者・北斗市米穀振興会 副会長)
「食育の一環として、2015年に学校給食用としてJAと北斗市で協力・開発したものです。子どもたちの人気が非常に高くて、保護者の皆さんからも食べたいとの声が出まして、一般販売もされ、いまではふるさと納税の返礼品にもなっています」
その人気の「ふっくりんこのムース」、お味は・・・

向井一弘アナウンサー
「プリンのようにも見えますが、いただきます。うん!うん!うん!甘みは、お米の甘みですけど、口の中にしっかりとスイーツとしての甘さがふくらんできますね」
まだまだある「ふっくりんこ」グルメ!
「ふっくりんこ」を使用した、旅のおともやお土産にぴったりの一品はまだまだあります。


さめてもおいしい「ふっくりんこ」を使っている「駅弁」です。ほっくるの中にある駅弁販売店では「かにいくら飯」と「海鮮ちらし」が人気だそうです。

さきほど紹介した「ムース」と同様に、学校給食のデザートとして作られた「ふっくりんこのタルト」です。ふっくりんこの米粉を使った、子どもたちに人気のスイーツです。こちらも一般販売されていて、ふるさと納税の返礼品になっています。

地元のお米屋さんが製造している「ポン菓子」です。「コーン」「黒糖きなこ」「海鮮いわし」「プレーン」の4種類があります。

秋山義高さん(アンテナショップ店長)
「お湯でふやかしたり、牛乳やヨーグルトに入れてもおいしくいただけます。味の種類も多く、人気があります」
“つくる”から“届ける”まで 力を合わせて!

冨樫 孝さん(生産者・北斗市米穀振興会 副会長)
「地元生まれ・地元育ち、たくさんの人びとの手によって愛情たっぷり込めて作られた“お米”。そして“ムースやタルト”などを、多くに人に食べてもらえるようにしていけたらと思っております」
