NHK札幌放送局

”検診控え”に注意を #ナットクとかち

十勝チャンネル

2020年12月23日(水)午後1時48分 更新

ナットク!とかちch「私困っています 新型コロナウイルス」をテーマに、新型コロナウイルスをめぐる十勝の皆さんの疑問や困りごとにこたえるコンテンツを目指しています。

薬局に勤めている40代の男性から番組に投稿をいただきました。

男性(40代)
「コロナウイルスのせいで、病院での検査も自粛している人が多くいます。検査を受けて初期で見つかれば助かる命が、ウイルスが優先になり検査を受けない方がいらっしゃるのは、非常に良くない状態だと思います。正しく恐れて、しっかり必要な検査を行ってほしいと思います。
十勝の皆さんに情報発信していただけたらありがたいです。どうぞよろしくお願い致します」


病院に行くのは不安?

投稿にある“検診控え”の動き。実態はどうなっているのでしょうか。帯広市内の街頭で聞きました。

―病院に検診を受けに行くのを怖いなと思ったことってありますか?
女性「そんなにないですね」
―健康診断を受けないでおこうとかありますか?
女性「私はありません。決められた時にちゃんと行っています」


取材すること1時間。さまざまな世代の男女25人に話を聞きましたが、多くの人から聞かれたのは「検診には変わらず行っている」という声。「検診に行くのをやめている」という人はいませんでした。
一方で「今後、健康診断を受ける」という人からは、やはりこんな声が聞かれました。

女性
「受診は年明けなんですが、“今行っていいのかな”って感じています。ちょっと様子見て、そのときに受診するか考えたいと思います」
男性
「1月に健康診断に行く手配になっています。“不安がない”と言えばうそになりますけど…」


さらに、小さな子どもがいる女性からは“医療機関への受診自体を控えている”という声も聞かれました。

女性
「いまは軽い症状だったら、とりあえず何とかなるかなと思って病院には行きません。ふだんの年だったら、ソッコウ行ってますね」


皆さんが検診や医療機関への受診をためらう理由、それはやはり、新型コロナウイルスへの不安でした。

女性
「やっぱりコロナがはやっているんで(医療機関で)うつったら怖いなっていう感じです」


がん検診受診者は減少

こうした“受診控え”の動きは、数字にも表れています。帯広市によりますと、感染拡大で検診自体が取りやめになる時期もありましたが、市がことし3月から10月までに行ったがんの集団検診を受診した人は、前の年より3割余り減っているということです。医療機関で検査を受けた人をあわせても2割ほど減っているということです。

帯広市は「検診を放置して、がんなどの発見が遅くなってしまうのが心配です。検診は感染対策を行い実施しているため、ぜひ受けていただきたいです」とコメントしています。

取材した佐藤恭孝記者は
今回、帯広駅前で街の人にインタビューをしていて印象的だったのは、「今は医療関係者が大変そうだから、なるべく行かないようにしている」という人が何人もいたことです。医療関係者への気づかいは大切だと思う反面、それが病気の発見や治療の遅れにつながる可能性もあります。難しい問題ですが、定期的な健康診断を受けることは、長い目でみれば、病気を防ぎ、医療を守ることにつながると思います。
街の声にもあったように、医療機関に行くこと自体に不安を感じている人もいると思いますが、医療機関も今はさまざまな感染対策をとっています。
次回、1月5日の放送では、がん検診を行っている帯広市内の医療機関での対策などについてお伝えする予定です。ぜひご覧ください。

2020年12月22日放送

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私 困ってます 新型コロナウイルス


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