ヒグマの目撃情報が相次いでいる札幌市南区の硬石山周辺に、道は7日、「ヒグマ注意報」を出して注意を呼びかけています。
道によりますと、先月29日以降、札幌市南区の硬石山周辺でクマの目撃情報やクマの足跡などの痕跡が相次いで見つかっているということで、道は7日、硬石山周辺の石川地区や白川地区などに「ヒグマ注意報」を出しました。

道のヒグマ関連の呼びかけ
ヒグマが出没し、被害が出るなどしたときに、その地域での危険性を、警報、注意報、注意喚起の3段階に分けて、クマへの警戒や注意を呼びかける。

「ヒグマ注意報」は、市街地付近以外で人への被害が発生したとき、または市街地付近で頻繁にクマが出没するなどして人への被害が懸念されるときに発表されるもので、札幌市内でヒグマ注意報が発表されるのはことしの4月以来です。
期間は11月6日までの1か月間で、状況に応じて短縮されたり延長されたりするということです。
道は対象の地域では、ヒグマを目撃したらゆっくりと距離をとり、静かにその場を離れることや、餌になるゴミなどを放置しないこと、山に出かけるときにはヒグマの出没情報を確認することなどを呼びかけています。
ヒグマ情報 #ヒグマ
北海道のヒグマ関連の情報をまとめています。
ヒグマカメラ
札幌周辺部のヒグマの生息エリアを定点で記録しています。タヌキ・エゾシカ・ヒグマがレンズの前に現れています。